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2026.04.13 08:15

きのこの山とたけのこの里を融合をAIが導く 明治が英断した新商品とは

プレスリリースより

プレスリリースより

明治の「きのこの山」と「たけのこの里」は、長年、どっちが好きかの論争が続いている。明治は、「きのこの山」と「たけのこの里」のどちらが好きかを顔写真から判定するためだけにAI「KINOTAKE MOTHER」を開発。2025年8月からサービスを開始しているが、2026年3月時点で集計された約50万人分のデータを解析したところ、「きのこ派」は52.4パーセント、「たけのこ派」は43.1パーセント、そして、どっちも好きだという「どっちも派」が4.4パーセントいた。その結果が、意外な展開を見せることになった。

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明治は、AIと協議を重ねた結果、この4.4パーセントというごく少数であるどっちも派の存在を「真摯に受け止め」、2つの商品の完全なる融合という結論を導き出したのだ。その名も「きたきたのこのこの山里」。形は普通のチョコバーだが、ミルク風味のチョコレートに、小麦パフを混ぜ込んでバー形状に成型した外側をビターチョコレートでコーティングするという凝った仕様だ。

きのこの山とたけのこの里はどこへ行ったのかと言うと、きのこの山の「カリッ」としたクラッカーと、たけのこの里の「サクッ」としたクッキーを砕いたものが混ぜ込まれている。パッケージのデザインは「昔ながらの里山×現代文明AI」がテーマだという。

ブランドの歴史において聖域とされてきた「きのこの山」と「たけのこの里」。その垣根を取り払い2つのおいしさをひとつに凝縮した「どっちも派」専用の新商品ということだ。

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明治はとうとう、禁断の世界に足を踏み入れた形になる。これは、読売ジャイアンツと阪神タイガースが融合するようなもの。絶対にダメだろうと反発する声も聞こえそうだが、やっぱり食べてみたい。どちらの派閥であっても、別に相手を嫌っているわけではないからだ。いっしょになれば、うまいに決まってる。発売は4月14日。

ところで、どっち派判定AI「KINOTAKE MOTHER」は、明治の社員数百人分の顔情報や嗜好のデータをもとに構築した約167万件を超える「どっち派データ」(DD)を活用したAIシステム。どっち派かだけでなく、いろいろな性格判断もしてくれる。「KINOTAKE MOTHER」は、こちらで楽しめる

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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