自己投資8割のエネルギーは社外に向く
転職志向41.3%に加え、副業・パラレルキャリア志向も36.6%。対して、昇進・管理職を目指すと答えたのは19.6%にとどまった。キャリアへのエネルギーは高いが、その方向は社内ではなく社外を向いているように見える。
自己投資の実施率もこの構図を裏づける。リスキリングや資格取得を「積極的に行っている」「時々行っている」と答えた層は合わせて80.5%に達した。
AIに対する意識も前向きだ。AIによる変化を自身のキャリアにとってポジティブに捉えている人は91.2%にのぼる。
ただ、学び直しやスキルの獲得に積極的に動いている一方で、その投資の成果を今の組織で回収しようという意識は薄いようだ。個人のエネルギーが社外へ向かう背景には、社内のキャリアパスや評価の仕組みとのミスマッチがあるのかもしれない。
この調査が映し出しているのは、女性たちの意欲の低さではなく、その高さが社内に向かいにくいという現状ではないだろうか。制度は40年にわたって門戸を開いてきた。次の課題は、開いた門の先に「ここで働き続けたい」と思える環境をどうつくるかというところにあるのかもしれない。
【調査概要】
調査期間:2025年12月23日〜2026年1月23日
調査対象:30〜40代の働く女性317人
調査方法:WEBアンケートフォームによる回答
出典:Waris「30〜40代の働く女性に関する調査」


