専門家とイラン国連代表が警告、民間インフラへの攻撃脅迫は戦争犯罪に当たる
専門家は、トランプが示唆したような民間インフラへの攻撃は戦争犯罪に当たり得ると警告した。トランプは米国時間4月6日、記者団に対し、戦争犯罪で起訴される可能性について「まったく」懸念していないと述べた。イランの国連代表アミール=サイード・イラバニは4月7日の安保理会合で、トランプの「1つの文明全体が今夜死ぬ」という警告は「戦争犯罪、さらにはジェノサイドの扇動に当たり得る」と述べた。イランは「ためらうことなく固有の自衛権を行使し、即時かつ釣り合いの取れた報復措置を取る」とも語った。
米軍、カーグ島の軍事施設を攻撃
複数のメディアは4月7日、匿名の米政府当局者の話として、米軍がペルシャ湾のカーグ島にある軍事施設を攻撃したと報じた。同島はイランが石油輸出の90%を行う拠点とされる。
停戦宣言までの経緯
トランプは4月5日、罵倒語を交えた最初の脅しをトゥルース・ソーシャルに投稿。「そのクソみたいな海峡を開け、この狂った野郎ども。さもなければ地獄で暮らすことになる──よく見ていろ!」と書いた。続く投稿では「4月5日は発電所の日、そして橋の日だ」とし、イランの民間インフラを攻撃すると脅した。これらの脅しは、4月3日にイラン上空で撃墜されたF-15E戦闘機を操縦していた米空軍パイロットを米国が救出した直後に出された。同機のもう1人のパイロットも、墜落後まもなく救出された。
トランプは4月6日の記者会見で、この救出任務を勝利であるかのように称賛したが、イラン軍が壊滅したという繰り返しの主張と矛盾するとの批判も出ている。4月6日、そうした不整合を問われたトランプは、攻撃は「運」によるものだと述べた。米国は4月6日、戦争終結に向けたイランの新たな10項目の計画を拒否した。トランプはそれが正しい方向への1歩だと記者団に述べつつ、「石油の自由な通行、そして他のすべて」を含む必要があるとした。計画の詳細は不明だが、イランはこれまで、戦争終結の合意には海峡に対する自国の主権を認めることが含まれなければならないと述べている。


