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2026.04.08 09:00

原油の現物取引指標が過去最高値を更新、2008年の記録を突破

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現物原油取引の国際指標であるデイテッド・ブレントが4月8日に144.42ドルに達したと、BloombergがS&Pグローバル・エナジー・プラッツを引用して報じた。これは史上最高値であり、金融危機のピーク時の2008年に記録された従来の最高値を更新した。

デイテッド・ブレントは、プラッツが報告する6つの原油ストリームの価格評価であり、現物原油カーゴのスポット価格を測定する指標だ。

原油価格は、米国およびイスラエルとの継続中の戦争の結果としてイランがホルムズ海峡を封鎖して以来、上昇を続けている。イラン当局者は以前、戦争が継続すれば価格が1バレル200ドルに達する可能性があると警告していた。

ガソリン価格への影響は?

GasBuddyのチーフアナリストであるパトリック・デハーンは、原油価格の上昇がガソリン価格の上昇につながる可能性があると述べている。GasBuddyのデータによると、米国の平均ガソリン価格は米国時間4月7日に4.14ドルに達した。今後、戦争がさらにエスカレートするかどうかは不明だが、デハーンはホルムズ海峡が再開されるまで価格上昇が続くと予想している。同海峡は世界の石油貿易にとって極めて重要であり、国際エネルギー機関(IEA)の推計によると、封鎖前の2025年には1日あたり2000万バレルの原油がこの水路を通過していた。

今後の注目点

今週初め、ドナルド・トランプ大統領は、イランがホルムズ海峡を再開しなければ、イランの発電所や橋を標的にすると警告した。その後、米国東部時間4月7日午後8時を期限として、イランに水路の再開を求めた。大統領は期限前日の朝にこれらの脅しをエスカレートさせ、「今夜、ひとつの文明全体が死に、二度と戻ってこない」と不穏な警告を発している。期限前に、米軍はイランの石油産業にとって重要なペルシャ湾のハルグ島の軍事目標を攻撃したと報じられている。

forbes.com 原文

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