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2026.04.09 15:00

米宇宙コマンドの元副司令官が提言、「宇宙機動戦の時代が迫っている」

Photo by Chip Somodevilla/Getty Images

4. 宇宙機動戦への転換は、宇宙内ロジスティクスインフラの全般的成長と、システムアーキテクチャを超えた相互運用性の加速を促進

軍務の世界には古い格言がある。素人は戦略を語り、プロはロジスティクスを語る。

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宇宙機動戦を適切に支えるためには、宇宙ロジスティクスは、従来の一次元的な宇宙支援パラダイムを超えて成長する必要がある。従来は、すべてのプラットフォームが静的な複数年寿命のために自己完結しており、補充の方法は地表の打上げ拠点からのプラットフォーム丸ごとの交換しかなかった。

より単純な解の一部は、コモディティ化(地上戦で目にする今日のドローンのような、基本的で安価で航続の限られたプラットフォーム)を伴うだろう。一方、より高度で複雑な能力は、持続のための再使用の道筋、すなわち消耗品、さらには一部部品までもが、プラットフォームの寿命を通じて継続的なプロセスとして交換または修理される形をたどる必要がある。繰り返しになるが、これは他のあらゆる領域でも見られる必要性である。こうしたロジスティクスによる持続は、プラットフォームがより複雑であるほど、そして地表からより遠くで運用されるほど、ますます必要になる。

注意すべき点がある。商業的なビジネスケースや民生宇宙の要件だけで、宇宙機動戦のロジスティクス需要を牽引し解決できると誤って期待してはならない。これは、ユナイテッド航空やデルタ航空の燃費改善のビジネスケースが、米空軍の空中給油の需要を牽引し解決できると期待するのと同じくらい見当違いである。

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例えば、給油に関する現在の商業的ビジネスケースは、位置依存型宇宙作戦を実施し、軌道上の静的な位置を維持しようとする衛星の複数年寿命を延ばすことにとどまっている。

持続的な宇宙機動戦プラットフォームに関する軍の作戦構想は、「量」(quantity of life)ではなく「質」(quality of life)、そして戦闘能力の向上に関わり、それ自体が整備と補給のためのロジスティクス需要を生み出す。しかし、宇宙へ関与するすべての主体と事業──民生、商業、そして軍事──は、宇宙内ロジスティクス基盤の発展から恩恵を受け得る。上の空中給油の類推ですら、的確さという点では大きく及ばない。軌道上サービスのプラットフォームは、むしろ蒸気船時代の初期に、世界を航行する海軍艦隊が母港から遠く離れて依存していた、貴重で遠隔の石炭補給基地に似るだろう。同じ基地は当時、商船交通も支えたが、それと同様に、将来の宇宙内サービス「デポ」は軍事宇宙機以上のものを可能にする。

したがって、宇宙内ロジスティクスの構成要素が1つ加わるごとに、米国の国家的宇宙利益のすべてにとっての価値の好循環が生まれる。

5. AIは宇宙ミッション全体に適用され、宇宙機動戦と宇宙内ロジスティクスを可能にする

宇宙領域の規模、範囲、複雑性、遠隔性、そして(少なくとも人間にとって)直感に反する力学は、宇宙での運用を目指すすべての者にとって、最先端の人工知能(AI)の応用を極めて魅力的なものにしている。自律型宇宙機は──特に宇宙機の数が急増するにつれて──地上領域の同等物よりもいっそう説得力のある概念である。これはすでに萌芽的な形で起きている。低軌道にあるスターリンクの衛星は、危険を回避し、コンステレーションの性能を最適化するために、すでに自律的に機動している。

宇宙ミッションと運用がより動的になり、より複雑になり、より遠方へ拡張していくにつれ、オープンエンドの意思決定プラットフォームの必要性は高まる。

私たちは間もなく、特定のアルゴリズムではなく目標志向の原理に基づいて動作し、具体的な手順ではなく人間の指揮官の意図に基づいて自律的に作戦を遂行する、軌道上のエージェンティック・プラットフォームを見ることになる。

多数のプラットフォームが協調して自律運用される将来の宇宙環境を想像するのは難しくない。そこには、主要任務プラットフォームだけでなく、給油機、タンカー、軌道上サービス機、デポ、補給機などが含まれ、機械学習に基づく手法を活用して宇宙機動戦の戦力構造を最適に維持するだろう。同種の発展は地上領域でも起きるが、宇宙が先行する可能性が高い。人間にとって宇宙を難しくしているその特性こそが、AIにとって肥沃な舞台となる。

備えよ

軍事宇宙作戦の新たな主要焦点として、「陣地型宇宙支援」(positional space support)から「動的な宇宙機動戦」(dynamic space maneuver warfare)へという差し迫ったパラダイム転換は、宇宙優勢という新たな「第1の任務」を達成し維持するうえで決定的に重要となる。それは容易ではない。

それには、米宇宙軍と米宇宙コマンドが現在保有する以上の予算、より大きな人員、そしてより深い技術的専門性が必要となる。また、政府と産業界が総力を挙げて投入できる、あらゆるイノベーションと技術適用も必要となる。そしておそらく最も重要なのは、スピードである。敵対者もまた、宇宙機動戦によって宇宙優勢を達成し維持するべく、迅速かつ差し迫って同様の動きを進める中、米国がそれを達成し持続できるようにするためだ。

forbes.com 原文

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