かわいいスリーポリンキーズのテレビCMで知られる湖池屋のスナック「ポリンキー」の認知度が、他の世代に比べてZ世代では著しく低いことがわかった。おいしさの秘密は「教えてあげないよ、チャン」とCMで言い続けてきたのがアダになったかと、湖池屋は嘆いている。
1990年に発売が開始されたポリンキーは、「クセになる味であること」、「軽い食感であること」、「食べていて楽しいこと」という3大価値を掲げているが、関東地方の1都3県、近畿地方の2府1県で、ポテトチップスまたはポテトチップス以外のスナック菓子を月1日以上の頻度で食べている10〜69歳の男女1000人を対象に湖池屋が実施した調査によれば、この3大価値の認知度が、Z世代ではきわめて低かった。

30〜44歳のY世代においても、認知度はそれ以上の世代と比較して低く、若年層にはポリンキーの価値が伝わっていないと湖池屋は感じている。この結果を踏まえ、今後はポリンキー・ブランドの価値をより明確化し、「若年層のみなさまにもポリンキーのことをもっと知って、もっと好きになっていただけるよう施策に取り組んでまいります」とのことだ。
昨年は、発売35周年を記念して、あのCMの復刻版が放映された。じつは、あれは昔の映像ではなく、当時の制作に関わったスタッフによる復刻版だった。
およそ30年前に放映された3代目のCMを制作したストップモーション・アニメーターの峰岸裕和氏が、当時を思い出しながら、できるだけ当時のやり方のままで再現したものだったのだ。画角も当時の4:3で作られた。
湖池屋はポリンキー発売35周年を機に、スリーポリンキーズのキーチェーンや「カリッカリえびポリンキー えび塩」といった新商品の投入を重ねてきた。今回のこの自虐的な発表は、ポリンキーならではのおちゃめなマーケティングの一環だと思われるが、今後どんな「施策」が飛び出すのか、楽しみだ。



