世界有数の規模と影響力を誇る写真コンテスト「ソニーワールドフォトグラフィーアワード2026(Sony World Photography Awards 2026)」が発表され、各国・地域別から優れた作品を選出するナショナル&リージョナルアワードが明らかになった。各地の写真家たちが手がけた作品では、世界中のコミュニティの生活や文化、風景の力強い様子を垣間見ることができる。
ソニーワールドフォトグラフィーアワードには、200を超える国と地域から43万点もの作品が寄せられた。各部門への応募者は、新進気鋭のアーティストから大御所までさまざまだ。
ナショナル&リージョナルアワードと、学生部門、ユース部門、一般公募部門、プロフェッショナル部門の受賞作品は、2026年4月17日から5月4日まで、英ロンドンにあるサマセット・ハウスの展覧会でお披露目される。全部門を通じた総合優勝作品は4月16日に発表される。
同アワードは今回が19回目で、参加費は無料。ワールド・フォトグラフィー・オーガニゼーション(WPO)が主催している。WPOは、世界各地の才能ある写真家を支援し、写真を視覚的なストーリーテリングの力強い媒体として位置づける取り組みを続ける組織だ。
では、2026年のナショナル&リージョナルアワード受賞作品から、一部を紹介しよう。全受賞作品と、最終選考に残った作品は、こちらから見ることができる。
モンゴル西部には19世紀から20世紀はじめにかけて、多くのカザフ人が移住し、習慣や遊牧生活様式、民族衣装を守り続けてきた。草原で暮らす他民族との違いはあるものの、彼らは頑健でたくましく、人を温かく迎え入れてくれる。
ネパール中部のマナンで開催されたヤルトゥン祭りで、激しくも優雅に馬を走らせる騎手。伝統と技を称える活気に満ちたこの祭典からは、ヒマラヤ高地における馬と乗り手との深い絆が伝わってくる。
海鳥の一種ウミガラスが、カメラのレンズを見つめている。自然の精密さが作り上げた完璧な左右対称だ。



