北米

2026.04.07 07:30

トランプがイランへの脅しを激化、「壊滅は明日かもしれない」──新たな期限は米東部時間7日午後8時

Alex Brandon-Pool/Getty Images

Alex Brandon-Pool/Getty Images

ドナルド・トランプ大統領は、イラン全土が「一晩で壊滅する可能性がある。そしてその夜は、明日の夜かもしれない」と述べた。先週末に自身が設定したホルムズ海峡再開の期限が迫る中、期限までにこの海峡を開放しなければ「地獄を見ることになる」と、イランに対する警告を一段と強めている。

advertisement

複数のメディアが報じたところによれば、トランプのこの脅しはイランが一時停戦案を拒否したわずか数時間後のことだった。

イランの外交使節団代表、モジタバ・フェルドウスィ・プールはAP通信に対し、同国は「単に停戦を受け入れるつもりはない」と語った。さらに、「我々が受け入れられるのは、二度と攻撃されないという保証を伴う戦争の終結だけだ」と付け加えた。

イラン側はパキスタンを通じて独自の和平案を送ったとされている。複数のメディアがイラン国営メディアを引用して伝えた。

advertisement

しかしトランプは、米国時間4月6日にホワイトハウスで開催された恒例行事「イースター・エッグロール」の場で記者団に対し、すでにこの提案を拒否したことを示唆した。トランプはイランの提案を「重要な提案だ」と呼びつつも、直後に「十分ではない。だが、非常に重要な1歩ではある」と述べた。

またトランプは、イランが停戦合意に応じる期限として設定した米東部夏時間7日午後8時が最終期限になると強調した。その前日には、同国の発電所や橋を攻撃すると脅している。

さらにトランプは、米国がイランを「消し去りつつある」と主張し、「彼らは『参った』と言いたくないだけだ。そう泣きつきたくないのだろうが、いずれそうすることになる」と述べた。もし降参しなければ、「彼らに橋はなくなり、発電所もなくなり、何もかもがなくなるだろう」とも付け加えた。

こうした停戦や和平合意への動きは、攻撃開始から5週間以上が経過した中で起きている。トランプやマルコ・ルビオ国務長官を含むホワイトハウス高官らは、紛争は4〜5週間で終わると繰り返し予測してきたが、現時点で両国が停戦に踏み切る用意があるかは不透明だ。

米国とイスラエル軍による空爆では、イラン元最高指導者のアヤトラ・アリ・ハメネイ師を含む多くの指導者が殺害された。一方のイランはホルムズ海峡の海上交通を事実上遮断しており、これが世界的な原油価格の急騰を招いている。ガスバディによると、6日時点の全米ガソリン平均価格は1ガロンあたり4.07ドルにまで達した。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事