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2026.04.10 15:15

国産創薬テイクオフなるか? トップVC「アンメットニーズより技術優先」に警鐘

「Japan Biotech Showcase & Symposium」は3月25日・26日、東京で開催された

VC Panel II 「Being Active in Japan — Realities and Opportunities(日本での活動:その現実と好機)」パネリスト

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F-Prime Capital(モデレーター:Robert Weisskoff氏): 米国を拠点とするヘルスケアファンド。ワイスコフ氏は10年以上にわたり日本市場を注視しており、その劇的な変化と成長を評価しています 。

•Saisei Ventures(Jonathan Yeh氏): 日米を跨ぐベンチャー・ビルディング(企業創出)型ファンド。細胞治療、遺伝子治療、RNA医薬などの先端治療に特化し、日本で可能な限り企業を構築する「差別化されたアプローチ」を採っています。

•AN Venture Partners(Ken Horne氏): 日本のアカデミアや大手製薬企業のスピンアウトに特化したクロスボーダー・ファンド。2025年に2億ドルの1号ファンドをクローズし、単なる資本供給に留まらない「架け橋」としての価値提供を重視しています。

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•東京大学協創プラットフォーム(UTokyo IPC)(大堀誠氏): 東京大学の投資事業会社。サイエンス主導かつグローバル志向を掲げ、日本国内のみならず、すでに米国や英国の8社への投資実績を持つなど、グローバルな実行力を備え、グローバルなエコシステムの構築を目指しています。

•Eight Roads Ventures Japan(香本慎一郎氏): 世界最大級のヘルスケア特化型VCネットワーク(中国、インド、英国、米国F-Primeと連携)の一翼を担っています 。日本の技術シーズをグローバルな文脈で発展させる役割を担います。

•Fast Track Initiative(FTI)(原田太氏): ライフサイエンス分野に特化した日本のVC。創業当初から「日本にバイオテックが存在しないなら、自ら創る」というマインドセットで、アカデミアに入り込み、PI(研究主宰者)と伴走して企業構築を行うモデルを推進しています。

•Catalyst Pacific(高橋武志氏): 2019年に設立されたライフサイエンス特化型ファンド。日米に均等に配置されたチームにより、1.日本の製薬会社やバイオテックの資産を米国で起業する、2.欧米の承認済み資産を日本・アジアで展開する、という双方向の戦略を展開しています。

•Remiges Ventures(稲葉太郎氏): 12年の歴史を持つ独立系VC。社内にインキュベーター機能を持ち、大学のサイエンスを自らデータ検証・翻訳した上で、準備が整った段階で新会社を設立する「アントレプレナー・インディペンデント・モデル」を特徴としています。

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