食&酒

2026.04.08 12:45

ブロッコリーが指定野菜に 栄養価で支持される一方で、食べ方のレパートリー増えず

プレスリリースより

プレスリリースより

2026年4月から、ブロッコリーが新たに「指定野菜」に追加された。1974年のじゃがいも以来、約50年ぶりの追加となる。これにより、生産・流通の安定が進み、年間を通じて価格が安定することが期待されている。

advertisement

くふう生活者総合研究所が行った調査によると、ブロッコリーはすでに多くの家庭で日常的に購入されている野菜だということがわかった。週に1個以上購入する人は約4割にのぼり、食卓に定着している様子がうかがえる。

【調査概要】
調査テーマ:ブロッコリーについて
調査エリア:全国
調査対象者:家計簿サービス「くふう Zaim」ユーザー、チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」ユーザー計7897名
調査期間:2026年3月13日(金)~3月16日(月)
調査方法:インターネットによる調査

高い栄養価が支持の理由

ブロッコリーが支持される理由のひとつが、その栄養価の高さだ。低カロリーでありながら、ビタミンCや食物繊維、葉酸、カリウムなどをバランスよく含む緑黄色野菜であり、たんぱく質も野菜の中では比較的多く含まれる。日常的な健康維持を支える栄養素を効率よく摂取できる点が評価されている。

advertisement

また購入時には、鮮度や価格を重視する人が多く、日常的に使う野菜としての意識が強いことがわかる。

価格は200円前後が分岐点

一方、価格については100円台後半から200円を超えると「高い」と感じる人が多く、購入の限界価格は平均で186円(税抜)となった。

価格への意識は高いものの、指定野菜化によって供給が安定すれば、今後はより手に取りやすくなる可能性がある。

食べ方は「サラダ中心」、調理はシンプル志向

食べ方としては「サラダ」や「付け合わせ」が中心で、調理方法も「茹でる」が最も多く、電子レンジ調理も広く活用されている。手軽に調理できる点が日常使いを後押ししているとみられる。

また、つぼみだけでなく茎まで食べている人は約9割にのぼった。一方で依然として茎を捨てている層も一定数存在し、可食部を無駄なく使う余地も残されている。

摂取意向は高く、広がる余地も

現在の摂取量については、半数以上が「もっと増やしたい」と回答しており、今後の需要拡大の可能性も示された。

また、ブロッコリーが指定野菜になることの認知は約半数にとどまったが、制度の浸透とともに、より身近な野菜としての位置づけが強まるとみられる。

サラダや付け合わせにとどまらず、炒め物や主菜への活用など調理の幅を広げることで、ブロッコリーはより日常的に取り入れやすくなる。さらに、茎の部分も含めて使い切ると、食材としての価値をより引き出すことにつながりそうだ。

筆者のおすすめレシピは、イタリアに留学経験がある友人から教えてもらったイタリア地方料理のブロッコリーパスタ。ブロッコリーをくたくたになるまで茹で、軽く潰し、あとはアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの作り方と同じく、ガーリックと唐辛子とオリーブオイルで炒めるというシンプルなレシピ。ブロッコリーとガーリックの相性がいいので、ぜひお試しを。

プレスリリース

文=福島はるみ

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事