医師が勧めるのは睡眠と水分と節制
内科医・消化器内科医に、40〜50代のアルコール代謝・分解能力がどの程度低下する傾向にあると感じるかを尋ねたところ、最多は「3〜5割未満の低下」(46.9%)で、「1〜3割未満」(25.4%)が続いた。若い頃と同じ量を飲んでも、体内にアルコールが滞留する時間は確実に長くなっている。

その要因として医師が挙げたのは「アルコール分解酵素の減少」(46.9%)、「加齢に伴う臓器機能の変化」(43.1%)、「体内水分量の変化」(35.4%)。代謝低下は単一の原因ではなく、複合的な身体の変化によるものだ。
では、お酒を楽しみつつパフォーマンスを維持するために医師が推奨することは何か。1位は「十分な睡眠時間の確保」(43.7%)、2位は「飲酒量と同等以上の水分補給」(43.3%)、4位に「休肝日の設定」(33.0%)と、特別なケアよりも生活習慣の基本が上位を占めた。そして3位には「飲酒を控える」(35.0%)が入っている。そもそも飲む量を減らしてはどうか。医師の回答はいたってシンプルだ。

40歳を迎える頃からは、お酒が翌日のパフォーマンスに響く年代に入っている。睡眠や水分摂取といった日常の土台を見直すことに加え、お酒とのつきあい方そのものを根本的に考え直す時期なのかもしれない。
【調査概要】
調査期間:2026年3月10日〜3月11日
調査対象:週1回以上お酒を飲む習慣がある40代〜50代の会社員506人/内科医・消化器内科医503人(計1009人)
調査方法:インターネット調査


