リーダーシップ

2026.04.06 15:30

これまでのリーダーシップは通じない「困難な時代」に求められるの3つの資質

stock.adobe.com

まずは基本に立ち返る。「なぜ」を思い出すことだ。自分の仕事において何が本当に重要なのか、いまなお自分のコントロール下にあるものは何か。次に、同じ問いに対する答えがチームメンバーにとってはどうなるかを考え、その洞察をリーダーシップに反映させる。最後に、1on1でチームメンバーにも同じ問いを投げかけ、彼らが自分のコントロールできることに意識を向けられるようコーチする。

advertisement

最も重要なのは、自分自身(そしてチーム)を「地に足のついた状態」に戻すことは、一度きりではなく継続的なプロセスだという点である。結局のところ、効果的なリーダーシップには、自分がコントロールできるもの、影響を及ぼせるもの、そしてそのどちらも及ばないものの違いを見極める力が求められる。

「焦点」チームを前進させる1つのことに絞る

絶望感に対する最も効果的な解毒剤の1つは、どれほど小さくても「前進」だ。すでにチームが絶望感と圧倒感に沈んでいるなら、新しい戦略を導入したり、別の施策を押し込んだりしてはならない。時間を取り、彼らにとって本物の、具体的な進捗感を生む「1つの行動」に集中することだ。

その「1つ」は、リーダーによって異なる。オペレーション面の話かもしれない。つまり、完了まであと少しの成果物を見つけ、チームがゴールラインを越えられるようにして、進捗と完了の感覚を取り戻させることだ。関係性の話かもしれない。つまり、直近数週間を振り返り、個人とチームの成功を可視化して、意味のある形で士気を高めることである。

advertisement

何を選ぶにせよ、今週中に実行できる範囲に絞り込むこと。そして「1つ」を特定することを、定期的な習慣にすることだ。正しい方向への一歩は、それだけで希望の火種となり、勢いを再構築し始めるのに十分である。厳しい時期であってもだ。

厳しい時期を乗り切るためのリーダーシップ資質

要するに、困難な時期にチームを率いることは、ポジティブさを演じることではない。答えを持っている必要はなく、まして自分が強い希望を感じている必要もない。

必要なのは、現実を現実として認め、内面の作業によって自分の足場を固め、チームとともに一歩前へ進むことだ。そして、それを必要な回数だけ繰り返すことである。

これらが、厳しい局面で活用すべきリーダーシップ資質だ。チームにとっても、それは決定的な違いを生む。

forbes.com 原文

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事