宇宙

2026.04.03 16:00

人類は初めて「月の裏側」を目にする NASAアルテミス2、今後訪れる8つの重要な瞬間

4月1日、フロリダ州のNASAケネディ宇宙センターから宇宙船がオリオン打ち上げられた(NASA/Michael DeMocker)

6. 皆既日食(6日目)

オリオンが近月点(月面に最も近い地点)に到達してから2時間後、クルーは皆既日食を目撃する。月の裏側は同時に夜側でもあり、地球と太陽の両方を遮ることで、地上からの皆既日食の皆既中と同様に、太陽コロナを目にできる。美しい画像が期待される。

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NASAのアルテミス2号試験飛行の予定軌道。宇宙船オリオンは地球を2周した後、8の字を描くように月を周回し、地球に帰還する(NASA/JSC/Goddard)
NASAのアルテミス2号試験飛行の予定軌道。宇宙船オリオンは地球を2周した後、8の字を描くように月を周回し、地球に帰還する(NASA/JSC/Goddard)

7. マップス彗星「C/2026 A1(MAPS)」(6日目)

いわゆるクロイツ群のサングレーザー彗星が、4月4〜5日頃、太陽表面からわずか約78万4000kmという驚くほど近い距離を通過する。これは多くの彗星より桁違いに近く、宇宙からは極めて見事な光景となり得る。太陽への接近により、非常に明るく見える可能性がある一方、分裂する可能性もある。

もし見えるなら──あるいはその破片が見えるなら──アルテミス2のクルーは、彗星が太陽の東約5度の位置にある4月4〜5日に目撃するかもしれない。月面に近い位置に彗星があるように見える画像、そして場合によっては皆既日食の最中の画像が期待される。

8. 再突入と着水(10日目)

ミッションは最も危険な局面──再突入──で締めくくられる。オリオンの耐熱シールドが、信じがたい高温に耐えることになる。

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コロンビア大学工学部で土木工学および工学力学の准教授を務め、グッゲンハイム航空宇宙構造イニシアチブのディレクターでもあるマリアンナ・マイアルはメールで、次のように述べた。

「アルテミス2は、人類の持続的な探査にとって極めて重要な節目である。卓越したクルーが先進材料とともに飛行するからだ。再突入シールドで約2200℃に耐える耐熱セラミックスから、深宇宙飛行を可能にする軽量複合材まで──それらは静かに構造の強靭性を再定義し、地球を超える探査の新時代への道を開く」

再突入後、パラシュートが展開してカプセルを減速させ、サンディエゴ沖の太平洋に着水する。

晴天と、広い視野を祈る。

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forbes.com 原文

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