キャリア

2026.04.06 08:00

求職者の41%が「管理職になりたくない」5つの理由 米国

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何十年もの間、マネジメント職への昇進は「成功したキャリアの次のステップ」だと見なされてきた。だが、その成功の定義はいま変わりつつある。

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Aerotekの新たなレポートは、従来型の企業内出世コースを上り詰めることに、以前ほど関心を示さない人が増えていることを示唆している。調査によれば、求職者の41%は管理職になることに関心がないと回答した。今年、リーダーシップの役割に就くと見込む人も30%にとどまる。その代わりに、多くの人が正式な権限よりも、スキル開発や柔軟性、別のキャリアルートを優先している。

これらの結果は、キャリア形成の捉え方がより広い意味で再定義されつつあり、成功の主要な尺度として「人を管理すること」が中心ではなくなっていることを示している。

この変化の背景をより理解するために、2026年により多くの人がマネジメント職を選ばない5つの理由を見ていこう。

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1. マネジメントが「ご褒美」に感じられなくなった

従来のキャリアパスでは、マネジメントが最終的な報酬として位置づけられてきた。従業員は努力して実力を証明し、リーダー職へ進むことが期待された。しかし多くの働き手にとって、その道筋は魅力を失いつつある。

調査では、最も在籍期間が短かった職場を辞めた理由として、従業員の37%が「文化やマネジメントが良くなかった」ことを挙げており、早期離職の最大要因となった。一方で、最も長く続けた仕事としては、公正な報酬、キャリアの前進、そして新しいスキルを学ぶ機会がある役割が挙げられている。

キャリアの前進は、もはやリーダー職に就くことだけを意味しない。専門性を深める、スキルの幅を広げるなど、職業的に価値があり、個人としても持続可能だと感じられる形で成長することが重視されている。従業員は、マネジメントの実態にもより注意深く目を向けるようになった。

管理職は、相反する要求への対応、難しい対話、成果とチームのウェルビーイング双方への責任を担う。現実が見えるほど、見返りとの釣り合いはより明確になる。管理職の肩書きは賃金上昇を伴うこともあるが、ストレスの増加や、好きな仕事との距離が遠のくこともある。人々は依然として成長を望んでいるが、マネジメントが最善の手段だと当然視しなくなっている。

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