将来の見通しが立てにくい時代において、人々はどのような不安を抱えているのか。オンラインカウンセリングサービス「Kimochi」を運営する株式会社rementalは、20代~50代以上の男女を対象に「現代人の悩みに関する意識調査」を実施。その結果、現代人の多くが「将来への不安」を抱えている実態が明らかになった。
【調査概要】
調査期間:2026年1月
調査機関(調査主体):株式会社remental
調査対象:20代~50代以上の男女
有効回答数(サンプル数):429名
9割以上の人が悩みを抱えている
「現在、何らかの悩みを抱えていると感じますか?」という問いに対し、「はい」と回答した人は90.4%に達した。

rementalによると、この結果は「悩みがあることが特別ではなく、日常の一部になっている」ことを示しているという。一方で、「悩みを抱えていない」と明確に答えた人は2.3%にとどまった。
最も多い悩みは「将来への不安」
悩みのカテゴリについて複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「将来への不安」。「お金・経済面」「仕事・キャリア」といった具体的な悩みを上回る結果となっている。
この背景には終身雇用の崩壊や年金制度への不安、テクノロジーによる仕事の変化、物価上昇など、将来の見通しが立てにくい社会状況があるとされる。また「情報過多による不安の増幅」も考えられる。SNSやニュースを通じて、経済危機、災害、社会問題など、不安を煽る情報に触れることで、漠然とした不安が増幅される傾向があるという。他にも「正解のない時代」のプレッシャーもあげられた。キャリア、結婚、ライフスタイルなど、かつては「こうすべき」という社会的な指針があったが、今は選択肢が多様化した。この「自由」がかえって不安の源になっている面があるのでは……とリサーチ元は語る。
今回の結果で特徴的なのは、「お金」や「仕事」といった具体的な悩みを上回り、「将来」という抽象的な不安が最上位に位置している点だ。複数の現実的な問題が重なり合い、その総体として「将来への不安」として認識されているのかもしれない。



