北米

2026.04.02 09:00

トランプ、イランが保有するウランについて主張をまたも転換

Alex Wong/Getty Images

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ドナルド・トランプ大統領はイランが保有するウランには関心がないと述べ、彼が数日前に発言していた、イランは「核の塵を我々に引き渡すべき」との主張を転換した。

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トランプは米国時間4月1日、ロイターに対し、イランの濃縮ウランに言及して「それは非常に深い地下にあり、私は気にしていない」と語り、「我々は常に衛星で監視している」と付け加えた。

しかし、3月29日には記者団に対し、イランは「我々に核の塵を渡すことになる」と述べていた。報道によると、これは米国がイランに送った15項目の和平案の一部だったが、イラン外務省のイスマイル・バガイ報道官は、これを「過度で、非現実的で、かつ不合理」として拒絶している。

1日早朝、イランはトランプが主張する停戦要請を「虚偽で根拠がない」と否定し、米国の交渉に対する姿勢を批判した。

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トランプは同日、イランが停戦を求めてきたと述べたが、ホルムズ海峡が再開されるまで米国は軍事行動を継続すると明言した。

これらの発言は、トランプ政権はホルムズ海峡の再開を待つことなく紛争を終わらせようとしているとの報道や、トランプ自身の過去の発言と矛盾している。彼は3月31日、ニューヨーク・ポストに対し、「ホルムズ海峡を利用している国々は、みずからそこに行って開放させればいい(中略)。石油を支配している者が誰であれ、海峡の開放は非常に喜ばしいことだろう」と語っていた。

イランは、米国との交渉の事実を繰り返し否定している。

トランプは、米東部時間1日午後9時からテレビ演説を行い、紛争に関する最新情報を発表する予定だ。

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翻訳=江津拓哉

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