ドナルド・トランプ大統領は米国時間2026年3月31日、米国は2〜3週間でイランから撤退すると記者団に語った。戦争が5週目に入りつつある中で、最新のタイムラインを示した形だ。
トランプは、米国はこの戦争を「2週間以内、あるいは3週間以内」に終結させると述べ、イランのミサイル施設への米軍の攻撃に言及した。イランにおける体制転換を目標の1つとすることを否定し、「私には目標が1つあった。彼らに核兵器を持たせないことだ。そしてその目標は達成された」と主張した。
トランプはイラン攻撃初期の時点、この紛争は4〜5週間続くと述べていた。
トランプは、イラン沖の重要な海上輸送路であるホルムズ海峡の掌握という自身の目標について、欧州の同盟国から支持を得ることに失敗した。これについて「それは我々の役目ではない。フランスの役目だ」と述べた。トランプは31日、トゥルース・ソーシャルへの投稿で英国とフランスを名指して非難し、とりわけ後者の同盟国について「非常に非協力的だ」と主張した。
トランプは同じく31日、この紛争は「それほど長くは続かない」と発言。株式市場は10カ月ぶりの上昇幅を記録した。米国の主要3指数はいずれも取引終了時に2%以上上昇した。
トランプ政権は、対イラン戦争が長期化することはないと主張してきた。一方で市場は大きく下落し、ガソリン価格は全米平均で1ガロン当たり4ドルまで上昇している。イラン最高指導者アリ・ハメネイ師は戦争初期に殺害され、トランプ政権のイランにおける狙いが体制転換なのではないかとの憶測を呼んだ。
トランプは、イランが核兵器の開発まであとわずか2週間だったと主張することで、この紛争を正当化してきた。ただし米国政府と国際原子力機関(IAEA)は、米国がイランの核施設に対して空爆を実施した2025年年6月の時点で、イランが核兵器を開発している証拠を公に開示していなかった。トランプはその空爆について「完全に、そして徹底的に壊滅させた」と主張していた。イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は今週、イランには「この戦争を終わらせるのに必要な意思がある」と述べる一方、さらなる攻撃を防ぐための保証を求めている。



