北米

2026.04.01 12:30

OpenAIの評価額が130兆円超に到達、大型の資金調達ラウンドを受け

OpenAIのCEO、サム・アルトマン(Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)

OpenAIのCEO、サム・アルトマン(Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)

OpenAIは米国時間3月31日、最新の資金調達ラウンドで1220億ドル(約19.3兆円。1ドル=158円換算)を調達したと発表した。これにより、同社のポストマネー評価額は8520億ドル(約134.6兆円)に達した。

同発表によると、今回の資金調達ラウンドにはアマゾン、エヌビディア、マイクロソフト、ソフトバンクといったOpenAIのパートナー企業が出資した。OpenAIは今月の資金調達ラウンドを個人投資家にも開放し、その結果、30億ドル(約4740億円)超が集まった。

同社が評価額7300億ドル(約115.3兆円)で1100億ドル(約17.4兆円)の資金調達を発表してから、わずか1カ月余りで今回の評価額に到達したことになる。

同社の発表によると、OpenAIは毎月20億ドル(約3160億円)を稼ぎ出しているという。2025年の売上高は131億ドル(約2.1兆円)だった。

AIモデルのトレーニングやインフラ構築に伴い、2030年までに約79兆円を費やす可能性

OpenAIは好調な売上高にもかかわらず、いまだ黒字化を達成していない。AIモデルのトレーニングやインフラ構築に伴う支出が運営コストを押し上げ、資金を消費し続けている。現在のペースを維持した場合、OpenAIは2030年までに5000億ドル(約79兆円)を費やすことになるとガーディアンが報じた

2026年末までに新規株式公開(IPO)を準備か

OpenAIは資金調達競争において、競合他社を数千億ドル(数十兆円)単位で引き離している。Anthropic(アンソロピック)は1月に250億ドル(約4兆円)の資金調達を発表し、評価額は3500億ドル(約55.3兆円)に達した。イーロン・マスクのxAIも同月に評価額2300億ドル(約36.3兆円)に到達したが、スペースXの買収により2500億ドル(約39.5兆円)に上昇した。OpenAIは、火曜日時点で時価総額1兆4000億ドル(約221.2兆円)を誇るメタのような巨大テック企業の評価額に迫りつつある。CNBCによると、OpenAIは2026年末までに新規株式公開(IPO)を準備している。同メディアは全社会議について報じ、その場で幹部がChatGPTをユーザー向けの気軽なチャットボットから、タスク実行に使用される本格的なAIアシスタントへと転換する計画を議論したという。

forbes.com 原文

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