ロケットレーンは昨年、本社をサンフランシスコへ移転するとともに、ニューヨークとロンドンにも拠点を開設した。現在の顧客数は750社を超え、その中には、クラウドコンピューティング分野の有力企業を毎年選出する「フォーブス・クラウド100」に名を連ねる企業が17社含まれている。
「5年前、SaaSベンダーは製品の力で普及を促すプロダクト主導の成長を追求していた。しかし、企業におけるAIの導入と成果創出が想定以上に難しいことが明らかになった結果、いま注目されているのはサービス主導の成長だ。プロフェッショナル・サービス・チームや現場に入り込むフィールドエンジニア、さらにはエージェント型プロジェクトマネージャーが新たな主役となりつつある」とガネサンは語る。
今回のシリーズCラウンドは、グローバルなソフトウェア投資会社であるインサイト・パートナーズが主導した。これにより、ロケットレーンの累計調達額は1億500万ドル(約167億円)に達した。同社は調達した資金を、プロダクト開発の強化と展開地域の拡大に充てる方針だ。
インサイト・パートナーズのプリンシパル、アプールヴァ・ゴヤルは、PSA分野の需要は今後さらに拡大すると予測する。「エンタープライズ向けソフトウェアにおいて、プロフェッショナル・サービス・チームは成長の原動力であり、締結された契約を実際のビジネス成果へと結びつける役割を担っている。ロケットレーンのAIファースト・プラットフォームは、チームが人員を増やすことなく、その影響力を拡大できるようにするものだ」と、彼は語った。


