玄関の鍵を最後に交換したのはいつか。そう聞かれて即答できる人は少ないだろう。スマートフォンなら2〜3年で買い替え、エアコンも10年で寿命を迎えるが、鍵についてはそもそも「寿命がある」という認識自体が薄い。
鍵トラブル専門のサービス「カギお助け本舗」を運営するBESTが全国の男女300人を対象に実施した調査が、その認識の甘さと静かに進行するリスクを数字で浮き彫りにした。
6割超が耐用年数切れの鍵
日本ロック工業会が推奨する住宅用鍵の耐用年数は10年。ところが調査では、設置から10年以上経過した鍵を使っている人が全体の63.7%にのぼった。最多は「20年以上」で44.0%。3人に2人が推奨期限を超えた鍵で毎日を過ごしている計算だ。

鍵交換の経験を尋ねると、70.3%が「ない」と回答。鍵は壊れるまで使えるものという思い込みが強く、定期交換という発想そのものが浸透していない現状が見えてくる。




