暮らし

2026.04.04 11:15

玄関の鍵の寿命は10年と知る人はわずか6パーセントの大規模調査

stock.adobe.com

不調があっても7割超が放置

10年以上使用している層のうち、約半数が何らかの不具合を感じていた。最多は「回しにくい・引っかかる」(36.1%)、次いで「スムーズに入らない」(20.4%)。鍵穴内部の摩耗が日常の操作感に表れ始めているようだ。

advertisement

問題は、その先だ。不調を感じた人のうち、73.8%が「特に対策はしていない」と答えた。市販の潤滑剤で対処した人は17.8%、鍵業者や管理会社に連絡した人はわずか5.2%。

交換時期の目安がわからなければ、不調があっても「こんなものだろう」で済ませてしまう。放置の背景には、そもそも判断基準を持たないという構造的な問題がある。

万が一の閉じ込め時の脱出法

鍵の不調は自然には直らず、ある日突然回らなくなることもある。閉じ込めや閉め出しに遭った際のケース別の対処法は、知っておいて損はない。

advertisement

玄関の外側で閉め出された場合は、管理会社や鍵業者に連絡するのが基本だ。賃貸物件では自己判断で業者を呼ぶとトラブルになりかねないため、まず管理会社への確認が必要になる。

トイレの内側で閉じ込められた場合は、トイレットペーパーの芯を潰してドアの隙間からラッチを押し込む方法や、薄いプラスチックカードを差し込む方法がある。ベランダでは声や物音で外部に助けを求めることが最優先となる。

スマートフォンを持ち込まないトイレや浴室での閉じ込めは、外部への連絡手段がないぶん深刻度が増す。鍵の回りが悪い、抜き差ししにくいと感じたら、それは劣化のサインだ。設置から10年が過ぎていれば、一度点検を検討する価値はあるだろう。

【調査概要】
調査期間:2026年1月27日
調査対象:全国の18歳以上の男女300人
調査方法:インターネットによる任意回答
出典:鍵トラブル専門サービス「カギお助け本舗」を運営するBEST株式会社による調査

プレスリリース

文=池田美樹

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事