トランプ、「次はキューバだ」と発言
キューバは、米国がベネズエラ指導者のニコラス・マドゥロを拘束し、頼みの綱だったベネズエラ産原油へのアクセスが事実上断たれた今年初めから、大規模なエネルギー危機に直面している。マドゥロ拘束から数週間後、トランプはキューバ政府を標的にした大統領令に署名し、同国が「米国に敵対する多数の敵対国、国際テロ組織、悪意ある主体を支援している」と非難した。この大統領令には、キューバに燃料を送る国々への関税の脅しを含む一連の経済措置が含まれており、メキシコなどの国々がキューバへの輸送を停止せざるを得ない状況に追い込まれた。ロシアは以前から、米国との貿易がほとんどないことを理由に、これらの関税の脅しを無視していた。
キューバ当局はロシア産原油の到着についてまだコメントしていないが、3月上旬、ミゲル・ディアスカネル大統領は、事態打開のために米国政府と交渉中であると述べていた。またディアスカネルは当時、キューバは過去3カ月間石油の輸入を行っていないことも明かしていた。
先週マイアミで開催された投資フォーラムで、トランプは米軍の勇敢さを誇示しつつ、「私はこの偉大な軍隊を築き上げた。以前私は『それを使う必要はないだろう』と言ったが、時には使わなければならないこともある。ちなみに、次はキューバだ。だが、私がそう言わなかったことにしてくれ。いいか、言わなかったにするんだ」と豪語した。
トランプがキューバへの軍事侵攻を意図しているのかどうかは不明だが、ニューヨーク・タイムズは3月上旬、トランプ政権が石油封鎖を利用してディアスカネルを退陣させようと圧力をかけていると報じている。


