2026年4月1日から、自転車の道路交通法違反に対して「交通反則通告制度(いわゆる青切符)」が適用された。制度導入を目前に控えた今年3月、マーケティング支援事業を手掛ける株式会社oneが、日常的に自転車を利用する人々の認知や意識の実態調査を行った。その結果、新制度そのものの認知は広がっている一方で、具体的な内容の理解が十分に浸透していない実態が明らかになった。
【調査概要】
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国の16歳以上の男女で、週3日以上自転車を利用する方
有効回答数:1,000サンプル(各性年代100名の均等割付。※10代~20代は合わせて各100名)
調査実施日:2026年3月11日(水)~3月13日(金)
※本調査では小数点第2位を四捨五入。そのため数字の合計が100%とならない場合があります。
青切符の中身は「理解されていない」
調査によると、「青切符」制度を知っていると回答した人は83.0%にのぼり、制度の存在自体は広く認知されていることがわかった。

一方で、2026年4月から適用される年齢については、「16歳以上」が正しいにもかかわらず、正答率は23.1%にとどまった。「年齢による規定はない」と回答した人が33.8%で最多となっており、制度の中身については正確に理解されていない状況が浮かび上がっている。

制度の認知が先行し、具体的な運用ルールの理解が追いついていない状態のようだ。
「つい違反」が4割超
自転車の交通違反に関する意識を聞いたところ、「いかなる時も交通ルールを順守するようにしている」と回答した人は48.4%で最多となった。しかし「良くないと思いながらもつい違反してしまうことがある」と回答した人も41.9%にのぼり、4割以上が日常的に違反をしている実態が明らかになった。年代別では、40代以降でこの傾向が強く、中高年層ほど“つい違反”が増える傾向が見られた。

では、どのような状況で違反が起きているのか。「つい違反してしまう」と回答した人に理由を聞いたところ、「急いでいる時」が53.0%で最多。また、60代以上では「他に車や歩行者がいない時」が58.2%と高く、周囲の状況によって判断が変わる傾向も見られた。



