キャリア

2026.03.30 10:30

Metaがさらに700人の人員削減、AI時代にキャリアを守る必須スキルとは

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Metaは米東部時間2026年3月25日に約700人の従業員をレイオフし、採用、営業、業務オペレーション全般にわたって影響が広がった。なかでも、Ray-Banグラスを製造し、メタバース向けにARとVRに注力するReality Labs部門への打撃が大きい。

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一方で同社は、Metaの幹部に対し、5年間という積極的なスケジュールでマイルストーンを達成した場合、最大10億ドル(約1600億円)相当のストックインセンティブを提供する方針だとニューヨーク・タイムズが報じている。これはレイオフと同じ日に発表された。

このビッグテックはAIへの投資も大幅に強化しており、マーク・ザッカーバーグCEOは、大規模なチームで成し遂げていたことが、AIを活用する従業員たった1人で実現できている、という趣旨の発言をしたと伝えられている。

AIブーム以前は、レイオフが行われる場合、たいてい次のような要因が背景にあった。

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・業績の低迷が続く四半期
・利益の急落
・会社の経営破綻

しかしAI時代が到来して以降、企業はより効率的な組織への再編を進めている。より少ない従業員でより多くの成果を達成できることに気づいたのだ。これは明らかにコスト削減につながり、よりスリムな運営でもある。かつてはチームが必要だった業務が、今では場合によってはAIのサポートを受けた従業員1人で対応できるようになっている。

企業はこうして「仕事」を再構築している。そして念のために言えば、これは初めてのことではない。MetaはAIブームが始まった2020年後半から2023年初頭にかけて以降、何度もオペレーションを再編してきた。

ビッグテックのレイオフは決して珍しくなく、次のような著名企業もこの流れに加わっている。

・Amazon
・Netflix
・Intel
・Google
・Salesforce

(昨年のテック業界のレイオフについてより包括的なリストは、TechCrunchのレイオフトラッカーで確認できる)

テック業界のレイオフはあなたの仕事にどう影響するか

AIは、次のように仕事の性質をさまざまな形で変えている。

・従業員の総数を削減
・労働日数を短縮し、週4日勤務の実現をより現実的なものに
・従業員1人あたりのアウトプットを最大化

企業はAIと自動化の開発に多額の投資を行っており、Gartnerによると、今年の世界のAI支出は2兆5200億ドル(約404兆円)に達すると予測されている。企業向けAIには約400億ドル(約6兆4100億円)が投じられると一部の研究者は示唆しており、500億ドル(約8兆円)に達するとの予測もある。これには、この目標を達成するための優秀な人材の採用コストも含まれている。

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