iOS 26.4にアップデートしたばかりで、英国在住のユーザーであれば、年齢確認を求める予期せぬ画面が表示されたことに気づいたはずだ。その背景を解説する。
iOS 26.4における新たな確認アラート
英国のユーザーは、ソフトウェアが公開された現地時間3月24日、次のような新しいメッセージに直面した。「18歳以上であることを確認してください。英国の法律により、コンテンツ制限を変更するには成人であることの確認が義務付けられています」。
メッセージには、成人であることを確認するために、身分証明書またはクレジットカードを使用できると掲載されている。デビットカードは、英国では18歳未満でも利用可能なため、受け付けられない。
その後、確認セクションに進むか、後で確認するかを選択できる。
英フィナンシャル・タイムズ(FT)のティム・ブラッドショーは、「英国は、アップルによる新たな年齢管理機能を展開する、最初の欧州市場とみられている。この機能は、App Storeで18歳以上向けと評価されたアプリを成人のみがダウンロードできるようにするためのものだ」と報じた。また、「年齢確認をしない成人は、ウェブ閲覧に制限がかかるほか、メッセージやFaceTimeビデオ通話に対して、ヌード写真や動画を検出するための『通信の安全性』チェックが適用される」と続けている。
英国のメディア・通信規制当局Ofcomは、「子どもの安全にとっての勝利」と評価
英国のメディア・通信規制当局Ofcom(放送通信庁。オフコム)は25日、この動きを速やかに歓迎した。「英国が世界で最初にデバイス上の新たな児童保護機能を受け取る国の1つになるというアップルの決定は、子どもたちと家族にとって真の勝利だ」とプレスリリースで述べた。
アップルはサポート文書でこのプロセスを説明している。「年齢の確認は、クレジットカードの使用または身分証明書のスキャンによって行えます。すでにアカウントをお持ちの場合、Appleは登録済みの支払い方法やその他の有効な方法を確認し、18歳以上であるかどうかを判断します」としている。また同文書には、「ウェブコンテンツフィルタ機能およびコミュニケーションの安全性機能は、お子様やティーンエイジャーだけでなく、年齢確認が済んでいない成人に対しても自動的にオンになります」と記載されている。
ユーザーの混乱とプライバシーへの懸念
しかし、Reddit(レディット)などのサイトでは懸念の声が上がっており、パスポートのような身分証明書が受け入れられるかどうかについて混乱が生じている。クレジットカードや運転免許証を持っていないユーザーにとってはプロセスがより困難だが、アップルは別のサポート文書で身分証明書を正しくスキャンする方法についてアドバイスを提供している。
筆者の場合、クリックして進むと別の画面が表示された。「設定完了。Apple Accountの利用期間をもとに、18歳以上であることが確認されました」という説明だった。



