原油価格の上昇が止まらない背景
原油価格の上昇が止まらない背景には、世界の石油の約20%が通過するホルムズ海峡がイランによって事実上封鎖されたままであるという現実がある。一部の報告によれば、イランは特定の船舶のみを通過させる「料金所」のような運用を行っているとされるが、大半の通航はいまだ停止されたままだ。
トランプは26日、イランが米国への「プレゼント」として10隻のタンカーの通航を許可したと主張したが、イラン側はこれを認めていない。27日には、イランのイスラム革命防衛隊がホルムズ海峡を通過しようとした少なくとも3隻のコンテナ船を強制的に引き返させている。
アメリカ自動車協会(AAA)のデータによると、27日朝時点の全米ガソリン平均価格は1ガロンあたり3.978ドルとなった。2月と比較して33%もの急騰だ。また、ディーゼル燃料の価格も上昇を続けており、同日朝には5.38ドルに達した。ディーゼル燃料はトラックやトラクター、建設機械などの重機に使用されるため、この価格高騰は食料品や農産物の価格、配送費、その他多くのサービス料金を押し上げると予想されている。


