機械が誤射するとき
紛争では双方で民間人が死亡しているが、ロシアは非戦闘員を殺害することへの抵抗がより小さいことを示してきた。同国ドローンのゲランは、イランのシャヘド設計をロシアで生産したもので、ペルシャ湾岸の戦争で恐るべき存在となっている。
ゲランやシャヘドは、巡航ミサイルのように、あらかじめ設定したGPS座標へ自律飛行する。設計によるものか、航法システムが不正確なためか、シャヘドはウクライナで多くの民間人のドローン被害の原因となっている。
それでも技術は急速に進歩している。ゲランとシャヘドの最新型は、飛行の最終段階において、ループ内にライブのオペレーターを介さずに標的を自律的に識別し、捕捉できる。システムは赤外線画像を処理し、暗闘や電子妨害下でも物体を分類する。車両、上陸用舟艇、ヘリコプター、オスプレイのようなティルトローター機、さらにはステルス戦闘機F-35BのようないわゆるSTOVL機といった、熱を発する標的を認識するのだ。
それは、米海兵隊がペルシャ湾北部にあるイラン最大の石油輸出拠点、カーグ島を奪取しようとするなら直面するものだ。これは、米軍指揮官が実際に計画を進めている可能性が懸念されている任務でもある。
この道を急いでいるのはウクライナだけではない。ロシア軍もすでに同様の自律性の実験を進めており、機械視覚モジュールやAIチップを統合し、データリンクが妨害されても標的のカテゴリーを認識できるようにしている。ウクライナのガレージやロシアの工房での即興から始まったものが、小型で賢い弾薬が自ら獲物を狩る方法の世界的テンプレートとして固まりつつある。
第2世代
2024年初頭に急いで実戦投入されたウクライナの第1世代のAI支援ドローンは、概ね失敗に終わった。プロセッサーが高速で動く標的に追いつけず、安価なFPVカメラが提供する低解像度の映像フィードでは、システムの信頼性が低かった。2025年後半から2026年にかけて本格投入される第2世代は、大幅に性能が向上している。NORDAのUnderdogモジュールや、アジニュークのThe Fourth Lawが提供する類似システムは、すでに数十の前線部隊に配備され、何万回もの戦闘投入で使用されてきた。
バンの中では、若い操縦者が、現時点の自律能力が実務上どのように見えるかを実演する。小さな画面上で、緑の枠が遠くの木にロックオンする。彼がスイッチを切り替えると、「ENGAGE」という表示が点滅し、操縦桿から手を離す。ドローンは自らバンクし、加速して標的へ向かう。
自律化への移行を動かしているのは、野心というより必要性である。ロシアの電子戦システムは日常的に、操縦者と機体の接続を断ち切る。ドローンの飛行の最終局面では、自律性こそが標的到達を保証する唯一の手段となることが多い。
これらを可能にするハードウェアは、驚くほど質素なままだ。多くのシステムは、低コストのシングルボードコンピューター(SBC)として著名なRaspberry Pi、1枚数十ドルのOrange Piを使っている。通信妨害環境で任務を完遂できる自律攻撃ドローンは、もはや珍しい兵器ではない。1000ドルの戦場消耗品となったのだ。
当面は、人間が標的を指定し、機械が飛行の終末段階を担う。だが軍の計画担当者はすでに「キルボックス」について語り始めている。そこはジオフェンスで区切られた区域で、自律システムが特定の基準に合致するあらゆる標的――戦車、装甲兵員輸送車、特定の熱特性を持つトラック――への攻撃を許可される。主要な制約はもはや処理能力ではない。誰が死ぬかを機械に決めさせることへの、組織的・政治的な意思なのである。


