イーロン・マスクは米国時間3月25日夜、ライバルのOpenAIが動画生成ツール「Sora」の閉鎖を突如発表したことを受け、自身のAI企業が手掛ける物議を醸す画像・動画生成ツール「Grok Imagine」に「さらに注力する」とXで表明した。
「次回のGrok Imagineは最高なものになるだろう」
OpenAIがSoraの閉鎖を発表してから数時間後、マスクはXに「次回の@Grok Imagineのリリースは最高なものになるだろう。我々はさらに注力する」と投稿した。
xAIのCEOを務めるマスクは25日朝、自身のチャットボット「Grok」とその動画生成機能について繰り返し投稿し、月額10ドルのメンバーシップで画像や6秒間の動画を生成できることをアピールした。
マスクはGrok Imagineの今後のアップデートに関する詳細は明かさなかったが、同ツールは2025年夏のリリース以来、今年に入ってからも複数のアップデートを繰り返している。
性的に露骨な画像や動画の作成を可能にする「スパイシー」モードを備えたGrok Imagineは、同意のないリベンジポルノや児童ポルノの助長をめぐる複数の訴訟や激しい論争を巻き起こしている。
OpenAI、Soraの閉鎖を突如発表
OpenAIは24日、2024年12月にプレビュー版が公開され、2025年9月にはiOSアプリストアでも利用可能になったSoraを閉鎖すると突如発表した。この動きは、OpenAIがディズニーと10億ドル(約1590億円。1ドル=159円換算)規模のライセンス契約を結んだわずか3カ月後ということもあり、世間を驚かせた。この契約により、ユーザーはミッキーマウスやシンデレラといったディズニーキャラクターを用いた動画生成が可能になるはずだったが、ディズニーは現在、OpenAIとの投資契約から撤退中であるとも報じられている。



