飛行機をよく利用する人にとって、FlightyはiPhoneの必携アプリといえる。自分のフライトはもちろん、身近な人のフライトも追跡できる。今回の新アップデートでは「Airport Intelligence」と呼ばれる機能が加わった。重要なのは、このアップデートで無料でも使える機能が導入された点だ。
筆者はFlightyを初期リリースから使い続けているが、空港や航空会社の公式発表よりも早く情報が届くことがほとんどだ。かつてロンドンで搭乗待ちの列に並んでいたとき、Flightyが「1時間の遅延」を通知してきたことがある。さすがに誤報だろうと思ったが、10分ほど待ったところで航空会社が正式に遅延を発表した。
実データで「空港の大混乱」を予測
「空港の大混乱は近年増えていますが、これまでその原因を説明できるのはパイロットや管制官、あるいは航空の専門家くらいでした。それが今、変わります」と、Flightyのライアン・ジョーンズCEOは新機能の発表で述べている。「Airport Intelligenceは生のデータを実用的な知見に変換し、利用する空港で何が起きているかを常に把握できるようにします」
この機能の狙いは、天候の問題であれ、人員不足であれ、あるいはより稀な事態であれ、空港の状況を本当の意味で可視化することにある。
Airport Intelligenceは、パイロットや航空管制官が使用するデータや運用通信を活用している。具体的には、地上待機命令や着陸手順、その他の安全上の運用規定を定めるリアルタイムの空港アドバイザリー(空港運用情報)を情報源としている。
「Flightyはこれらのメッセージが発行されるたびにリアルタイムで解析し、専門的な航空用語を平易な言葉に翻訳したうえで、業界最高水準のフライト追跡データを重ね合わせ、空港全体の問題が個々のフライトや路線、さらには航空会社全体にどう影響するかを表示します」と同社は説明している。
さらに、Airport Intelligenceは各ユーザーのフライトに直接組み込まれており、空港の状況やその旅程に特化した注意事項をパーソナライズして表示する。
ローンチ後、最大のアップデート
もう一つの大きな変更点は、サブスクリプション(有料定額制)が必要なアプリ内の他の多くの機能と違い、Airport IntelligenceはFlightyのウェブサイトで無料でも利用できるという点だ。
今回のアップデートにはさらに多くの新機能が含まれており、同社はローンチ以来最大のアップデートだとしている。お気に入り空港のアラート機能、任意の空港のすべての発着便を表示する新しいタブ、そして詳細な統計情報(どの航空会社が最も混雑しているか、どの路線が最も影響を受けているかなど)が新たに加わった。



