米国の主要株価指数は現地時間3月23日、年初来の安値水準から反発した。ドナルド・トランプ大統領が同日、イランと「生産的」な会談を行ったと主張したことを受け、株式市場には「安堵感による買い戻し」が広がり、原油と金価格は下落した。
23日、ダウ平均株価は631ドル(1.3%)高となり、S&P500種株価指数は1.1%高、ナスダック総合指数は1.3%高と、主要株価指数はそれぞれ上昇して取引を終えた。
この月曜日を迎える前まで、ダウとナスダックは「調整局面(直近の高値から少なくとも10%の下落)」に近づいていた。両指数は20日時点で終値ベースの史上最高値から約9%下落しており、4週連続の下落を記録していた。
国際原油指標の北海ブレント先物は一時92ドルを下回る場面もあったが、米国記事執筆現在は9.7%安の1バレル96ドル近辺で推移している。
ハイテク株比率の高いナスダックでは、パランティアが6.7%高と上昇を牽引した。他にもブロードコム(4%高)、ショッピファイ(3.7%高)、テスラ(3.5%高)、アマゾン(2.3%高)が伸びた。一方、ダウを押し上げたのは、3M(3.8%高)、ホーム・デポ(3.1%高)、キャタピラー(3%高)、ゴールドマン・サックス(2.1%高)、エヌビディア(1.7%高)などの銘柄だった。
金先物相場は年初来安値となる8.2%の下落を記録した後、午後には約3.9%安の4429ドル前後まで値を戻した。現物価格も一時8.1%安となったが、その後下げ幅を縮小し、現在は2.1%安の約4394ドルで推移している。
先週、金価格は1983年以来最大の週間下落率(11%安)を記録していたが、今週も下落で幕を開けた形だ。



