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2026.03.27 07:15

推し活グッズを捨てる罪悪感は8割、収納と金銭の限界に悩むファンの実態

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人々の日常を彩る重要なライフスタイルとして定着してきた「推し活」。対象はアイドルやアニメ、アーティストなど多岐にわたり、関連グッズを所有することはファンにとってアイデンティティの表出や精神的な充足に直結している。一方で、際限なく増え続けるグッズの管理や、それに伴う金銭的・物理的な負担が、活動の継続性を脅かす課題として浮上している。

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中古買取サービスを展開するトイズキングが実施した調査によると、推し活の対象ジャンルは「男性アイドル」が34.1%で最も多く、「アニメ・漫画」が28.5%、「女性アイドル」が22.5%と続く。これら三次元から二次元に至る幅広い領域において、ファンは1カ月あたり「3000円未満」が39.3%と最多ながらも、「3000円〜1万円未満」が31.3%、「1万円〜3万円未満」が17.7%を占めるなど、各々の生活圏において一定の支出を維持しているようだ。

しかし、活動の熱量に比例して深刻化するのが、グッズの収納問題だ。居住スペースに対するグッズの状況を尋ねたところ、「収納スペースに収まっているが整理はできていない」との回答が38.2%でトップ。対照的に「美しく収納できている」層は34.6%にとどまり、半数以上が物理的な限界や管理の難しさに直面している。

また、推し活を続ける上での負担についても、「金銭的な負担」が61.5%と突出しているが、次いで「保管・収納スペースの不足」が37.9%に達しており、資金と場所の確保がファンの共通の悩みと言える。

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文=飯島範久

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