リアン・マリエ・ランバートは著書『Karma to Dharma(カルマ[業]からダルマ[使命]へ)』で、次のようにアドバイスしている。「あなたのエネルギーの流れは、建設的なものにも、破壊的なものにもなり得ますが、いずれにせよそれは動き続けています。そこから逃げ回ったり隠れたりできるのは、せいぜい一時的なことに過ぎません。そのエネルギーはいずれ、何らかの形で表出します。私たちの外の世界は、内なる世界の反映だからです(中略)最高の、最も健康的な人生に向けて着実に歩みを進めていけば、どのような結果が待っているか想像してみてください。さあ、いまこそ、一つひとつの賢明な選択を通じて、意欲的な行動を起こしましょう。心からそれを望み、自己成長の旅を歩むことを決意すれば、最高の運命があなたを待っています」
長期的目標に焦点を当て、自分の習慣がそれらの目標とどの程度一致しているか(あるいは一致していないか)を評価することで、粘り強さ、目的意識、そして学びという姿勢を取り入れた変革のプロセスを開始し、イノベーションを起こせるようになる。
学習体験
エイミー・C・エドモンドソンは『ハーバード・ビジネス・レビュー』への寄稿の中で、次のように論じている。「多くの企業では、失敗を効果的に検知・分析するために必要な姿勢や行動が不足しており、状況に応じた学習戦略の必要性が十分に認識されていない。組織には、表面的な教訓(「手順が守られていなかった」)や自己保身の言い訳(「我々の素晴らしい新製品を、市場が受け入れる準備ができていなかっただけだ」)にとどまらない、新しくてより良いアプローチが必要だ。つまり、古い文化的な固定概念や、成功に対するステレオタイプ的な考え方を捨て、失敗から得られる教訓を受け入れる必要がある。リーダーはまず、責任のなすりつけ合いがいかに障害となっているかを理解することから始めることができる」
個人レベルでも同じだ。失敗から真に学ぶためには、謙虚さと好奇心という稀有な組み合わせに加えて、挫折の原因を徹底的に分析し、責任を引き受け、戦略的な変革を実現しようとする姿勢が必要になる。
そうしたアプローチがあったからこそ、スティーブ・ジョブズは、アップルを解雇された経験を、後に「私の人生で最も創造的な時期の一つ」と表現するに至った。真の勢いにつながる大胆な再出発には、失敗から学ぶことが不可欠だ。それは将来、より賢明なリスクを取れるようになるためだ。
行動の変革
リーダーとして、自分自身を変革するだけでは不十分だ。その変革の精神を、部下たちにも浸透させ、彼らが自らの革新的な能力を引き出し、持続的な成功をもたらすビジョンと方向性を見いだせるよう支援する必要がある。
AIの活用であれ、ローカルファーストの考え方にシフトすることであれ、変革への取り組みには、部下たちが活躍し、あなたが目指す勢いをさらに加速させるためのリソースと組織文化を整えることが不可欠だ。十分な情報を得た上で、リスクを恐れず、革新的な取り組みができる安全な職場環境を整えることで、全員がより積極的に関与し、仕事に対してより強い主体性を持って取り組むよう促すことができる。


