ブルームバーグは、超富裕層は引き続き旅行をすると見込まれる一方、米国や欧州の中間層にとっては「この夏にあえて飛行機に乗る理由がどんどん減っている」と伝えている。
旅行保険の免責事項に注意
ブルームバーグによると、戦争に関連するフライトの変更については、保険で補償されると思い込んではいけない。業界大手を含むほとんどの保険会社は、通常の旅行保険では武力紛争関連の請求はカバーされないとしているからだ。
オーストラリアの消費者保護団体チョイスの旅行専門家ジョディ・バードはブルームバーグに、一般的なキャンセルで航空券やホテル、食事などが補償されるのと異なり、戦争関連のキャンセルは「旅行保険でほぼ全面的に免責事項になっています」と説明している。保険会社がそうしているのは、武力紛争は織り込むのにあまりに予測困難なリスクをともなうからだ。
現時点で、この紛争による燃料ショックや空域の閉鎖、安全面の危機は、旅行を計画する人の間で、たんに旅費の見直しを強いているだけでなく、そもそもこの旅行はリスクやトラブルの可能性に見合うのかと再考させることにもなっている。
それでも空の旅に出るという人は、今夏の不安定な「空模様」を乗り切るために、次のことが必須の準備になる。早めにチケットを確保すること、保険契約のすべての条項を入念に確認すること、そして遅延や迂回に備えて十分余裕を持ったスケジュールを組むことだ。


