「イラン最大のガス田」空爆で緊張さらに激化
ペルシャ湾岸ではここ数日、イランとイスラエル間の攻撃で、主要な石油施設が深刻な被害を受けている。スコット・ベッセント財務長官は19日、世界的な原油価格の高騰を緩和するため、米国はすでに海上にあるイラン産原油に対する制裁を解除し、戦略石油備蓄の一部を放出する可能性があると述べた。米国のガソリン価格はこの日、前月比32.5%上昇し、3.89ドルを付けた。
カタールとサウジアラビアの石油施設への攻撃を受け、戦火がより広範な地域紛争へと拡大するのではないかとの懸念も高まっている。
トランプ大統領は18日、イラン最大の「南パルス・ガス田」をイスラエルが空爆したことについて、米国は関与していないと主張。この攻撃は米国の支援なしにイスラエル単独で行われたと述べた。
トランプは、イランがカタールを再び攻撃しない限り、イスラエルも南パルス・ガス田への追加攻撃を行わないだろうとし、もしカタールの石油施設がまた攻撃されれば米国が「南パルス・ガス田を大々的に爆破する」と宣言した。
主要な石油輸送路であるホルムズ海峡は、依然として事実上閉鎖された状態だ。トランプは米同盟国に対し、ホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛支援を呼びかけたが、応じた国はない。


