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2026.03.21 10:30

腕時計をスマートウォッチに変える「wena」復活 生みの親がソニーから独立してまで望んだもの

アナログの腕時計をスマートウォッチ化できるwenaの最新モデル、「wena X」がクラウドファンディングを通じて復活する

ウォッチとスマートバンドを切り替えながら使える「wena X」

再出発の旗印として発表された「wena X(ウェナクロス)」は、従来のwenaのコンセプトをさらに洗練させた期待の第4世代・最新モデルだ。GREEN FUNDINGのプラットフォームを通じて3月20日からクラウドファンディングを開始。すでに1億円以上が集まっている。2026年末までには支援者に製品が届けられる予定だ。

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大きく進化した点は、腕時計とスマートバンドを自由に往来できる「2ウェイスタイル」だ。

従来のwenaは腕時計に装着して使うことが前提だったので、就寝時や身体を激しく動かすワークアウトの最中も装着することに抵抗を感じるユーザーが少なくなかった。

wena Xはスマートウォッチとスマートバンド、2つのモードを切り替えながら使える
wena Xはスマートウォッチとスマートバンド、2つのモードを切り替えながら使える

そこでwena Xでは、本体からバンドをワンタッチで取り外せる独自の着脱機構を開発した。外出時はお気に入りのウォッチヘッドを装着してフォーマルな装いに合わせたり、睡眠やワークアウトの際は腕時計を外して軽量なスマートバンドとして活用できる。同社はこのwena Xが搭載する2ウェイ構造のワンタッチ着脱機構に関連する国際特許を出願した。

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徹底した小型化を図ったことにより、wena Xの装着性も高めた。wena Xは1.0インチ以上のフルカラーディスプレイを搭載する主要メーカーのスマートウォッチ製品群と比べて、圧倒的にコンパクトなサイズを実現している。

ピンをずらして、wena Xの本体をバンドから簡単に取り外せる
ピンをずらして、wena Xの本体をバンドから簡単に取り外せる

本体背面のバックルリンク(枠)の中央に穴を空ける構造として、バックルを締めると心拍センサーを搭載するバンプ部分が貫通するデザインとした。これにより長手寸法が短縮される。ほかにもバックルを開閉する際に押し込むボタン、上下バンドの接合部分の機構に改良を加えて、前モデルのwena 3から全長を8.5%短くしている。

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編集=安井克至

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