キャリア

2026.03.24 10:15

2027卒学生の4割が出世不要と回答 自分らしく働く新基準

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2027年卒業予定の学生は、どのように自分のキャリアを重ねていこうと考えているのか。何を目指すのか。学情は、同社が運営するスカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」を訪ねた27卒401人を対象にアンケート調査を実施した。

それによると、目指すキャリアでもっとも多かったのが、「役職を上げることにこだわらず、自分らしく働きたい」というものだった(約44パーセント)。続いて、「専門的なスキルを身につけて、その分野のエキスパートになりたい」(約26パーセント)となった。

また、就職した先でどれくらい働きたいかを尋ねると、「できるだけ長く働きたい」が圧倒的多数の約60パーセントとなった。ただし、定年まで働きたいという意見は7パーセントと非常に少ない。また、自分に合わなければ転職する、相性の良し悪しに関わらず転職すると考えている人も、それほど多くない。

社内の地位よりも専門性を持つことで、もし転職するとき、それが武器になるという考えだろうか。終身雇用制度がなくなり、いつ会社を辞めるかわからないとなると、どこへ行っても通じるスキルを磨くことは大切だ。ただし「自分らしく」。つまり無理はしない。

出世よりも安定、無理せず自分を大切にする、現代のオフィスワーク環境に適した働き方だと言える。今どきらしいと言えばそうだが、バブル期のサラリーマンも、本音はそうだったのではないか。昭和を代表するコメディアン、植木等が映画で演じたお気楽な「サラリーマン」人生が、あくせく働くのを良しとする価値観のアンチテーゼとして共感を集めたのも事実。むしろ素直でいいかもしれない。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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