中東やカリブ海にも事業を拡大
マイアミでの裁判の結果にかかわらず、ペンロッドは新たな事業の立ち上げによって将来に備えている。自身の名を冠した新ブランド「ルシア・バイ・ニッキ・ビーチ」は、彼女が100%所有するカンヌの1号店に続き、さらなる拡大を進めており、今夏にはスペイン・マルベーリャでビーチクラブを開業する予定だ。さらに複数の新規出店も計画されている。ペンロッドはこのブランドについて、必ずしもビーチに依存しない立地で、通年型のパーティー客や都市部を訪れる旅行者を取り込む事業に位置づけている。ニッキ・ビーチの「裸足で楽しむミニマルな美学」とは対照的に、新ブランドの「ルシア」はより装飾的で華やかなスタイルを特徴とする。ただし、富裕層の旅行者が集まるロケーションやDJ中心の演出、そしてセレブが訪れる点は共通している。
一方でニッキ・ビーチも、拡大を続けている。ペンロッドによれば、すでにビーチクラブがあるアゼルバイジャンのバクーでは、リゾートとレジデンスの開発が進んでいるほか、カリブ海の島国アンティグアではリゾート、レジデンス、ビーチクラブの複合施設が計画されている。また、アラブ首長国連邦のラス・アル・ハイマやオマーンのマスカットでも、リゾートとレジデンス、ビーチクラブの開業が間近に迫っているという。さらに、ニッキ・ビーチの新規出店に関する問い合わせは毎月寄せられているとペンロッドは語る。
「人生で何をするにしても、その意味を常に意識することが大切だ」とペンロッドは語る。「誠実に、そして楽しみながら、人生を最大限に生きようとする気持ちを持って取り組むべきだ。なぜなら、人は死ぬときに何も持っていくことはできないのだから」と彼女は続けた。


