マーケティング

2026.03.22 11:15

2026年版ゲーム市場予測公開、モバイルは成熟しPC市場は二桁成長へ

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成熟した娯楽から巨大な経済圏へと進化したゲーム市場。Sensor Towerが公開した「2026年版ゲーム市場年鑑」によると、現在の業界は、単なるユーザー数の拡大から、一人ひとりの熱量を収益に変える「効率化」のフェーズへと完全に移行している。

2025年における世界のゲーム総ダウンロード数は520億件に達した。その内訳をみると、無料提供・アプリ内課金(IAP)が主流のモバイルデバイスが圧倒的で、なかでもGoogle Playからのダウンロードは420億件と、App Storeの5倍以上の規模を記録。しかし、収益性の面ではApp StoreがGoogle Playを75%上回るIAP収益額を叩き出しており、プラットフォームごとに違いがはっきりと表れている。

モバイルゲーム市場においては、ダウンロード数そのものは減少傾向にあるものの、ユーザーのプレイ時間は微増しており、新規獲得よりも既存顧客のLTV(ライフタイムバリュー)向上を重視する傾向が強まっている。2025年のモバイルゲーム収益は1%増の820億ドルに留まったが、これは市場が成熟期に入り、1ダウンロードあたりの価値をいかに高めるかという、より高度なマネタイズ手法が問われる段階に来たことを示唆している。

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文=飯島範久

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