マーケティング

2026.03.21 09:15

インフルエンサーPRに違和感を抱く女性は5割超、嫌われる投稿のワースト1

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一方で、マーケティング手法としての実効性は依然として高い。PR投稿をきっかけに実際に商品を購入した経験がある人は25.6%に上り、約4人に1人が具体的な購買行動に至っている。PR投稿を見ただけで購買につながったとは言い難いが、それでも55%以上が違和感を抱きながらも、一定の割合で確実に購買へと繋がっており、PR投稿が商品を知るきっかけになったことは否めない。「反感と影響力の共存」こそが、現在のインフルエンサーマーケティングの本質的な構造なのだろう。

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では、不信感を払拭し、信頼を獲得するためには何が必要なのか。PR投稿を受け入れられる条件として「デメリットも伝えている」(50.0%)が最多となった。次点の「使用感が具体的」(36.4%)を大きく引き離しており、消費者が求めているのは美辞麗句の羅列ではなく、情報の「透明性」である。

今後のSNS戦略において、単なる認知拡大を目的としたインフルエンサーの起用は、ブランド価値を損なうリスクがあることは否めない。実体験に基づいた具体的な使用感に加え、欠点すらも包み隠さず共有する誠実な姿勢。この透明性のある情報発信を企業がどこまで許容できるかが、投資対効果を最大化させるポイントとなりそうだ。

出典:システムリサーチ「インフルエンサーのPR投稿に関する調査」より

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文=飯島範久

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