「オフィスカジュアルでお越しください」。そう言われた瞬間、おそらく多くの人がジャケットにパンツ、ネクタイなしという似たような服装を思い描くだろう。それでも、当日の朝にクローゼットの前で迷った経験があるはずだ。
マーケティングリサーチのNEXERがオーダースーツ専門店を展開するグローバルスタイルと共同で、オフィスカジュアルを求められた経験のある男女を対象に実施した調査が、この「わかっているのに迷う」構図を数字で裏付けた。
共通解はあっても半数が迷う
「オフィスカジュアル」と言われてどのような服装をイメージするか聞いたところ、「ジャケット+パンツ(ノーネクタイ)」が77.1%でトップ。「きれいめパンツ」(27.1%)、「襟付きシャツ・ブラウス」(22.9%)が続いた。ネクタイを外してカジュアルさを出しつつ、ジャケットできちんと感を保つ。このバランスが共通解として広く定着していることがわかる。

ところが、正解がわからず困った経験があると答えた人は52.1%と半数を超えた。頭の中にイメージはあるが、実際の場面では迷いが生じる。この逆説が、オフィスカジュアルの難しさを示している。
困った理由の内訳を見ると、「カジュアルすぎないか不安だった」が88.0%と圧倒的な1位。次いで「周囲と服装の雰囲気が合わなかった」(32.0%)、「業界・職種ごとの基準が分からなかった」「季節ごとの正解が分からなかった」「初出社・異動時に迷った」がそれぞれ20.0%と続く。




