崩しすぎも堅すぎも失敗になる
では実際に失敗した人はどのくらいいるのか。服装で失敗・注意された経験が「ある」のは16.7%。「ラフすぎた」(40代・男性)、「色味の価値観で失敗した」(50代・男性)という声がある一方、「相手がポロシャツなのにスーツっぽく行ってしまい相手を恐縮させてしまった」(50代・女性)、「ホテルのイベントにジーパンで行った」(60代・男性)という声も並ぶ。

崩す方向だけでなく、整えすぎる方向にも落とし穴がある。「ちょうどいいライン」が見えにくい理由は、そのラインが自分の服装だけでなく、相手や場によって動くからだ。
だとすれば、判断基準として最も多く挙げられた「清潔感があるかどうか」(66.7%)という回答は腑に落ちる。清潔感は服装のテイストに左右されない、ほぼ唯一の基準だ。「カジュアルすぎないか」(54.2%)、「取引先や来客に失礼がないか」(39.6%)と続く項目も、いずれも「相手からどう見えるか」という視点で一貫している。

オフィスカジュアルの正解は、服の選び方よりも場の読み方にあるようだ。回答数は48人と小規模だが、身に覚えのある感覚として受け取る人は少なくないだろう。迷いを減らす一つの手がかりは、「これが自分のオフィスカジュアルだ」という清潔感のある定番を一着持っておくことかもしれない。
【調査概要】
調査期間:2026年2月18日〜2月26日
調査対象:職場や就活などでオフィスカジュアルを求められることがある全国の男女48人
調査手法:インターネットアンケート
出典:株式会社NEXERとグローバルスタイル株式会社による調査


