生成AIによって仕事の作業量が大幅に削減されたという話をよく聞く。しかし、全体的にどれほど効率化されているのだろうか。生成AIがどれだけ効率的に活用されているのか、その実態を探る調査では、生成AIの使い方によっては、これまでになかった無駄な時間が発生することがわかった。
各種BPOサービスを展開するサンクスラボキャリアは、従業員数が2人以上の企業に所属し、日常的に生成AIを使用している管理職1002人を対象に、「生成AI活用に伴うアウトプット修正の手間の意識」に関する調査を実施した。それによると、生成AIにプロンプトを入力して出力を待つ間、約6割は資料作成など他の業務タスクを進めているが、約3割は何もせずぼんやり待っているという。

その一方で、待っている間、手が止まるのが「もったいない」と感じる人と、他の作業に集中しづらいと答えた人が少なくない。サンクスラボキャリアは、出力待ちの時間を不満に感じ、それが新たなストレス要因になっていると指摘している。

また、出力の扱いについて尋ねると、半分以上修正する人が約3割、部分的に修正する人が6割弱、なかにはほぼすべて作り直しのレベルで修正する人が1割弱という結果になった。生成AIの出力には修正が付きものだが、問題はその理由だ。もっとも多いのが、内容が意図とずれているというもの。さらに、生成AI特有の不自然さ、情報の不足や漏れなどとなった。



