2025年 最も稼いだ俳優トップ20
以下に、フォーブスがまとめた「2025年 最も稼いだ俳優トップ20」を掲載する。
アダム・サンドラー
○手数料控除後金額:4800万ドル(約76億円)○推計収入総額:6000万ドル(約95億円)
アダム・サンドラー(59)は、2014年に映画館中心のビジネスからいち早く離れ、ネットフリックスに拠点を移した大物スターの1人だ。彼は同プラットフォームで最大級の集客力を持つ俳優とされる。最近では、スーパーボウルでネットフリックスのテッド・サランドスCEOの隣に座る姿も見られた。サンドラーは作品の成否に関係なく、毎年多額の出演料を受け取っている。2025年、『俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル2』で製作と主演を務めたほか、ネットフリックス『ジェイ・ケリー』に共演し、報酬を得た。同作品で彼はゴールデングローブ賞の助演男優賞にノミネートされ、複数の批評家賞も受賞している。
トム・クルーズ
○手数料控除後金額:4600万ドル(約73億円)○推計収入総額:5400万ドル(約86億円)
トム・クルーズ(63)は、イーサン・ハント役を演じる最後の作品になる可能性がある『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』に出演した。同作品は、2023年公開の『デッドレコニング』を2部作に分けて完成したものだ。クルーズは今回、出演料の前払いを抑える代わりに、興行収入から直接分配を受ける極めて珍しい契約を結んだ。数十年にわたり興行界のトップに君臨してきたクルーズは、2026年にはアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の新作『DIGGER/ディガー』で、賞レースや批評面での評価も狙っていると見られている。同作品は、クルーズとワーナー・ブラザースとの契約のもとで制作される最初のプロジェクトになる。
マーク・ウォールバーグ
○手数料控除後金額:4400万ドル(約70億円)○推計収入総額:5800万ドル(約92億円)
マーク・ウォールバーグ(54)はここ数年、ストリーミング作品のアクションスターとしての存在感を高めている。彼は2025年、Apple TV+の『ザ・ファミリー・プラン2』とプライム・ビデオの『プレイ・ダーティー』に主演した。後者では、ロバート・ダウニー・ジュニアが『アベンジャーズ』シリーズへの復帰のため降板したことを受け、推定2500万ドル(約40億円)の出演料を得た。多忙だったこの1年には、メル・ギブソン監督の低予算映画『フライト・リスク』への出演や、複数のプロデュース作品も含まれている。また、35年前のヒット曲『グッド・ヴァイブレーションズ』は現在もテレビ番組や映画で頻繁に使用され、そのたびに彼に多額のロイヤリティ収入をもたらしている。
スカーレット・ヨハンソン
○手数料控除後金額:4300万ドル(約68億円)○推計収入総額:5000万ドル(約80億円)
ユニバーサルは『ジュラシック』シリーズを再始動するにあたり、スカーレット・ヨハンソンを主演に迎えるため前払い約2000万ドル(約32億円)に加えて大きな利益分配を提示した。彼女が出演した『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、2025年の大ヒット作となった。ハリウッドで最も稼ぐ女優でもあるヨハンソンは、2025年に『エレノアってグレイト。』で監督デビューを果たし、ウェス・アンダーソン監督の『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』にも出演した。
ブラッド・ピット
○手数料控除後金額:4100万ドル(約65億円)○推計収入総額:5400万ドル(約86億円)
『F1/エフワン』は、アップルにとってこれまでで最も野心的な映画プロジェクトだった。同社は同作品の劇場ヒットを狙い、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、監督のジョセフ・コシンスキー、主演のブラッド・ピット(62)という布陣を揃えるために巨額の資金を投じた。同作品はすでに、続編の制作も進められている。アップルは、同作品で異例の措置としてピットに対し、ストリーミング作品で一般的な将来の利益分配を買い取る契約ではなく、興行収入に連動して報酬を受け取る従来型の契約を認めた。これによりピットは、この映画が記録した6億ドル(約954億円)超の興行収入の一部を受け取ることになった。
デンゼル・ワシントン
○手数料控除後金額:3800万ドル(約60億円)○推計収入総額:4200万ドル(約67億円)
デンゼル・ワシントン(71)にとって、スパイク・リー監督との5度目のタッグとなった『天国と地獄 Highest 2 Lowest』は、これまでで最も高額の契約となった。2度のアカデミー賞受賞者である彼は、同作品で推定3500万ドル(約56億円)の出演料と利益分配の買い取り契約を結んだが、多くのエージェントは、この条件が現在の市場での最高水準だと見ている。ワシントンは、50本以上に及ぶ過去の出演作品のライブラリーからも、毎年数百万ドル(数億円)規模の収入を得ている。もっとも、本人は2025年のインタビューで「映画は見ない。もう映画にはうんざりだ」と語っていた。
ジャック・ブラック
○手数料控除後金額:2800万ドル(約45億円)○推計収入総額:3300万ドル(約52億円)
ジャック・ブラック(56)は、『カンフー・パンダ』シリーズ、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、2025年に世界興行収入が10億ドル(約1590億円)近くに達した『マインクラフト/ザ・ムービー』を成功させた。ブラックが、世界最大級の子ども向け映画スターであることに異論を挟む人はほとんどいないだろう。2025年の『俺たちのアナコンダ』ではポール・ラッドと共演したが、同作品もソニーにとってまずまずのヒットとなった。
ジェイソン・モモア
○手数料控除後金額:2800万ドル(約45億円)○推計収入総額:3300万ドル(約52億円))
ジェイソン・モモア(46)は、これまでのDCコミック映画の世界で演じてきたアクアマンから、ジェームズ・ガンが主導する新たなDCユニバースでロボ役へと移行する。彼にとって、『マインクラフト/ザ・ムービー』は新たな稼ぎ頭のシリーズになりそうだ。同作品は、すでに続編の制作が進んでいる。2025年は、Apple TV+のドラマ『チーフ・オブ・ウォー』で注目を集める一方、ロックバンドÖof Tatatáのベーシストとして米西海岸や英国でライブ活動を行った。
ダニエル・クレイグ
○手数料控除後金額:2700万ドル(約43億円)○推計収入総額:3200万ドル(約51億円)
2021年の『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』が成功したことを受け、その続編の権利を巡って映画スタジオとストリーミング企業が激しい争奪戦を繰り広げられたという。最終的にライアン・ジョンソン監督が選んだのはネットフリックスだった。ネットフリックスは、ジョンソン監督自身と6代目ジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグ(58)に対して、2作品分として高額の報酬を保証する契約が結ばれた。紳士探偵ブノワ・ブランのシリーズ最新作は、配信に移る前の限定的な劇場公開でも好成績を収めたが、クレイグが追加の報酬を受け取ったとは見られていない。次に出演する作品は、グレタ・ガーウィグ監督による『ナルニア国物語』で、同様の契約になるとみられている。
ミリー・ボビー・ブラウン
○手数料控除後金額:2600万ドル(約41億円)○推計収入総額:3500万ドル(約56億円)
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、ネットフリックスにとって最も価値の高いオリジナル作品だ。ポップアップ型の体験型ショップ、舞台公演、将来のスピンオフといった関連ビジネスを展開できる数少ないIPでもある。このシリーズでブレイクしたミリー・ボビー・ブラウン(22)は、同作品最終シーズンとなる第5シーズンで市場最高水準の出演料を得た。彼女はまた、2025年春に公開され酷評された大作『エレクトリック・ステイト』など、複数の追加プロジェクトでもネットフリックスと契約を結んでいる。彼女は、「2025年 最も稼いだ俳優トップ20」に入った史上最年少の俳優でもある。


