北米

2026.03.14 08:00

ヘグセス米国防長官「本日、イランに対し最大規模の空爆を行う」

Roberto Schmidt/Getty Images

Roberto Schmidt/Getty Images

米国時間3月13日、ピート・ヘグセス米国防長官は同日イランに対して「最大規模の空爆」を展開すると述べた。これは、米国によるとされる女子校への爆撃などに対して、イランの最高指導者が復讐を誓った翌日に表明したものだ。出口の見えないイラン攻撃は激化の一途をたどり、世界の石油市場を揺るがし続けている。

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ヘグセスは、13日の攻撃がこれまでで最も激しくなると述べ、イスラエルと米国がイランを「壊滅させている」というトランプ政権の主張を改めて繰り返した。彼によれば、2月28日の開戦以来、米国は計1万5000の標的を攻撃し、イランによるミサイル攻撃は90%減少、投入された自爆型ドローンの数も95%減少したと主張している。

イランの新しい最高指導者であるモジダバ・ハメネイ師が12日に書面での声明を発表したことについて、ヘグセスは、ハメネイ師が「負傷しており、顔に傷が残っている可能性が高い」と述べ、負傷の程度に関する憶測を煽った。

この記者会見は、対イラン攻撃に参加していた空中給油機が12日にイラクで墜落し、米軍兵士6人が死亡したことを受けて行われた。

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開戦以来閉鎖されている石油輸送の要衝、ホルムズ海峡について、ヘグセスは「我々が対処していることであり、これまでも対処してきた。心配する必要はない」と述べた。中東情勢が石油価格に長期的な影響を及ぼせばトランプ大統領にとって政治的な痛手となるが、ヘグセスは海峡閉鎖の重要性を軽視する姿勢を見せた。

米国がなぜタンカーの護衛を行わないのかという質問に対し、ヘグセスは「結局は、我々が達成をめざす目的に対して最も理にかなった順序で行いたい」と回答した。さらに記者からの質問に対し、「現在、海峡の通行を妨げる唯一の要因は、イランによる船舶の攻撃だ。イランがそれを止めれば、通行は可能だ」と付け加えた。

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翻訳=江津拓哉

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