ヘグセスは報道機関を非難
ヘグセスは、13日の発言の大部分を紛争に関するメディア報道への攻撃に費やした。彼は報道機関がイランが海峡に機雷を敷設したと「無謀かつ乱暴に」報じていると断じ、記者団に対し「そのような明白な証拠はない」と述べた。また、戦争の「拡大」という表現を非難し、「我々は実際には、達成すべき目標をいかに達成するかという点において、その目標達成に近づき、掌握し、コントロールしている」と主張した。さらに彼は、戦争が「激化」しているとする見出しや、「イランが攻撃した民間の標的やエネルギー施設の映像」を否定し、「イランはますます絶望している」と報じるべきだと主張した。
また、トランプ政権が海峡への影響を過小評価していると報じたCNNについて、「もちろん、明らかにばかげている」「根本的に不真面目な報道だ」と攻撃した。加えて、彼は2月にパラマウントがCNNの親会社であるワーナー・ブラザースを買収することで合意したことに触れ、「デービッド・エリソン(編集注:パラマウントCEO)が早くあのテレビ局を引き継げばいい」と述べた。
イラン攻撃の終結はいつになるのか
米国がイラン攻撃を終結させる条件と時期については、まだ不透明だ。今回の攻撃は、イランが核開発の中止に同意しなかったことで始まった。国防総省とホワイトハウスは、攻撃を停止するために満たされるべき3つの条件の1つとして核開発の中止を挙げた。また、トランプ政権の関係者はイランの海軍とミサイル計画の排除も条件として挙げている。
イラクで墜落した米軍のKC-135空中給油機の事故により、兵士6人が死亡した。アメリカ中央軍は声明で「事故の状況は調査中」としつつも、「機体の喪失は敵の攻撃や味方の誤射によるものではない」と述べた(編注:イラン側は、撃墜した旨を主張している)。この墜落により、対イラン戦争での米軍兵士の死者数は計13人となった。
今回のヘグセスの発言は、ハメネイ師が攻撃初日に死亡した父の後を継いで以来、初めて公に声明を出した翌日に行われた。ハメネイ師はイラン攻撃で失ったすべてのイラン人の命に対する報復を誓い、特に2月28日にイラン南部で起きた小学校への爆撃で、主に子どもなど175人が死亡した件に言及した。ニューヨーク・タイムズが11日に匿名の情報筋を引用して報じたところによれば、米軍は、この爆撃が古いデータを使用したことが原因で起きた誤射だったとの暫定調査をまとめた。ハメネイ師はまた、ホルムズ海峡の閉鎖継続を示し、それを戦争の「テコ」として利用すると述べた。


