ネットフリックスはこれまで、アニメ作品の実写化に数多く挑戦してきた。うまくいったものもあれば、可もなく不可もないものも多く、目を覆いたくなる出来のものもある。その中で別格として君臨する作品が、『ONE PIECE(ワンピース)』だ。
『ONE PIECE』シーズン2は、ネットフリックスが手がけた実写版アニメ・マンガ作品群に関して、批評家サイト「ロッテントマト」の記録を更新、あるいはタイ記録を達成した。シーズン2まで進んだ作品全体として見れば、実は2つの記録だ。『ONE PIECE』シーズン2の批評家スコア100%は、他に1作品のシーズンと並ぶタイ記録だが、その作品は視聴者数がはるかに少なく、レビュー数も少ない。各作品は以下の通りだ。
・『ONE PIECE』シーズン2:批評家スコア100%/一般視聴者スコア95%
・『寄生獣 ーザ・グレイー』シーズン1:100%/80%
・『今際の国のアリス』シーズン2:91%/90%
・『ONE PIECE』シーズン1:86%/95%
・『幽☆遊☆白書』:83%/82%
・『今際の国のアリス』シーズン1:82%/92%
・『今際の国のアリス』シーズン3:63%/56%
・『アバター: 伝説の少年アン』シーズン1:62%/70%
・『カウボーイビバップ』:45%/60%
熱量の高いファンが納得する形で世界観を実写化した、広く愛される作品
前述に挙げたリストが本稿掲載時点での全作品であり、実写版『俺だけレベルアップな件』シリーズなど、今後もさまざまな作品が控えている。ご覧の通り『ONE PIECE』はトップに立っており、『寄生獣 ーザ・グレイー』の何倍もの視聴者数を獲得し、その分レビュー数も多い状態だ。それを考えると、さらに印象的な結果といえる。
2つ目の記録は明快だ。『ONE PIECE』は、各シーズン単体でも作品全体でも、これらすべての実写化作品の中で最高クラスの一般視聴者(ポップコーン)スコアを獲得している。シーズン1と2がともに95%ということは、全体でも95%となり、これに匹敵する作品は他にない。原作に徹底して忠実であり続け、熱量の高いファンが納得する形で世界観を実写化した、広く愛される作品なのだ。
アニメやマンガに触れてなくても、奇想天外で楽しく引き込まれる
そして、これまでアニメやマンガに触れていなかったとしても、奇想天外で楽しく、引き込まれるアクション作品を求めて観ている層もいる。そうした視聴者が全体の何%かは正確にはわからないが、少なくとも一定数は存在するはずだ。



