5位:新しい世代の想像力を表現した『ベイビー・ドライバー』の赤いインプレッサ WRX
私が5位に選んだのは、2017年公開の映画『ベイビー・ドライバー』に登場するスバル インプレッサ WRXだ。このジャンルに新しい解釈を加えたというのがその理由だ。鮮やかな赤いボディカラー、敏捷性、そして冒頭のカーチェイスの場面で見られるカミソリのように鋭い緻密なアクション。ターボチャージャー付き4輪駆動のWRXは公道を走るラリーカーであり、映画を象徴するクルマというものが、必ずしもマッスルカーやスーパーカーでなければならないというわけではないことを証明した。
その180度スピンターンや演出の効いた一連の逃走シーンは、アンセル・エルゴート演じる「ベイビー」をストリートのヒーローにした。リズム・危険・熟練した技能の融合という新しい世代の想像力を表現して見せた。それによってこのスバル車は同時代のカルト的人気車となったのだ。
6位:生きているような『ラブ・バッグ』のハービー
6位には、映画史上おそらく最も親しみ深いあのクルマを挙げなければなるまい。1967年公開の『ラブ・バッグ』に登場するフォルクスワーゲン ビートルだ。アクション映画のタフなヒーローを演じるクルマと違って、『ラブ・バッグ』に登場する「ハービー」という愛称のフォルクスワーゲンは、いたずら好きで忠誠心があり、まるで生きているようなクルマだ。
この小さな白いボディにレーシングストライプと有名なナンバー「53」が描かれたビートルは、自動車が個性と心を持ち得ることを示し、何十年もの間、子供や大人たちを魅了し続けている。
7位:『バッドボーイズ』のクールな黒いポルシェ 911ターボ
7位としては、1995年公開の映画『バッドボーイズ』に登場するクールな黒いポルシェ 911ターボを無視することはできない。流麗で、速くて、驚異的な追跡車両であるこの911は、自動車の姿をした威勢の権化となった。
ウィル・スミス演じる主人公の運転で、このクルマは成功と自信、そして勇敢を象徴し、この映画の爆発的なアクションと派手なスタイルに完璧にマッチした。マーティン・ローレンス演じる相棒がこの911を運転し、悪役の乗るコブラを追走する最後のシーンは、まず間違いなく、最近の記憶では映画で最もエキサイティングな場面の1つだろう。


