任天堂の根強い人気を誇るゲームシリーズ最新作『ぽこ あ ポケモン』が、発売からわずか4日間で200万本以上を売り上げた。この予想外の成功を受け、同期間における任天堂の株価は20%近く急騰した。
4日間で世界累計220万本を販売、売上の約半数を日本市場が占める
先週Nintendo Switch 2向けに発売された『ぽこ あ ポケモン』は、わずか4日間で世界累計220万本を販売した。任天堂が3月12日に発表した内容によると、売上の約半数を日本市場が占めた。
任天堂株は20%近く上昇も、2025年11月の水準からは30%ほど低い位置
今週の任天堂の株価は、同作の成功を受けて20%近く上昇した。もっとも、株価は数カ月に及ぶ下落が始まった2025年11月の水準と比較すると、依然として30%ほど低い位置にある。
ゲームコンサルティング会社アルドラのCEOで、ニューヨーク大学スターン経営大学院の教授でもあるユースト・ファン・ドゥルーネンは、今回の成功はサプライズであり、同作はすでにSwitch 2で4番目に売れたタイトルになったとフォーブスに語った。「誰も予想していなかった展開だ」。
ファン・ドゥルーネンによれば、『ぽこ あ ポケモン』の成功は極めて印象的だという。なぜなら、同作はポケモンのメインシリーズではないスピンオフ作品であり、これほどの大ヒットは期待されていなかったからだ。
しかし、たった1つのタイトルの成功だけで、投資家の懸念が解消されるわけではない。AIデータセンターからの需要が消費者向けメモリーの供給を奪い、コストが高騰しているといった構造的な問題が続いているとファン・ドゥルーネンは指摘する。



