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キャリア

2026.03.18 17:00

AIは敵ではなく「最強の仕事仲間」 今、マインドセットの転換が生存戦略になる理由

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2. 自分の強みをさらに高めるためにAIを活用する

「さかんに報道されている内容とは違い、AIはすべての人の仕事を奪っているわけではない」と、グイダは指摘する。「しかし、AIが仕事のやり方を塗り替えているのは間違いない。従業員もAIを、競争相手というよりは、自身の仕事を改善・強化してくれるものとして捉えるべきだ」

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こうした姿勢をとれば、AIを自分の仕事の流れにずっと組み込みやすくなる、とグイダは説く。AIを全面的に導入すれば、ルーティンワークを手早く片付け、戦略的な思考や創造的なタスクなど、人間ならではの知識が最もものを言う分野に集中することが可能になるはずだ。

3. 単なる効率アップを超えたAIの活用法を考える

「AIの用途として、当初は会議のメモの要約、メールの作成やダブルチェック作業などのルーティン業務のスピードアップを目的とする人が多い」と、グイダは指摘する。「確かに、そうした用途でも役に立つが、それでは、AIというテクノロジーに可能なことの表面をなぞっているにすぎない」

代わりにグイダが勧めるのが、情報の分析やインサイトの抽出、意思決定の支援といったタスクについて、AIにアシストしてもらう方法を探ることだ。こうした業務に用いれば、AIからより多くの価値を引き出す、先進的な貢献を行うメンバーとして、チーム内で自身を位置づけることができる、と同氏は語る。

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4. AIを使っていることを隠さない

グイダによれば、企業が今直面している課題は、従業員が他のメンバーの目の届かないところで密かにAIを試用しているケースが多いことだという。「このような使い方にも価値はあるものの、使っていることを隠していると、チームメンバーがお互いに学べる範囲が限られてしまう。そうではなく、AIが働き方の効率化をどれだけ後押ししているかをオープンに語るようにすれば、チーム内外でより価値あるコラボレーションが促されるはずだ」

このように透明性を確保することは、従業員のAI使用の実態を、企業がより的確に把握するのにも役立つ。これがひいては、AIに関するトレーニングへの投資の強化や、責任を持った使用法についての明確なガイダンスの策定につながる可能性もある。

「AIをチームメートと考えるマインドセット」を持つことの価値

筆者の知人にも、AIを恐れている人は多い。こうした人は、AIに対して不安を抱き、導入に向けて備えるのではなく、尻込みするばかりだ。こうした恐怖心は前進を阻み、結果的にキャリアアップの道が閉ざされるという形で、我が身に返ってくる恐れがある。

どんな理由からであれ、AIの導入に抵抗している人も、キャリアを切り開き続けたいのなら、マインドセットの転換が不可欠だ。専門家も、AIは日々の仕事のなかで存在感を増していく一方だと予測している。

AIを、職場における後輩のように教育、指導し、能力を引き出していく相手として扱っている従業員は、導入に抵抗している者と比べて大きなアドバンテージを得るはずだ。AIは、繰り返し行なわれるタスクを一掃してくれるが、人間に取って代わることはない。AIは、働く者の敵ではないのだ。

AIと折り合いをつける心の準備がつかない人にとって、リスクはAIそのものではない。最大のリスクは、AIを活用する準備ができている他の従業員だ。「AIをチームメートと考えるマインドセット」を持つこうした人は、新たな職場環境に飛び込み、AIを恐れている同僚に取って代わるはずだ。

forbes.com 原文

翻訳=長谷睦/ガリレオ

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