暮らし

2026.03.17 08:15

8割近くが「思ったより高い」と感じるコンビニ それでも通い続ける理由

プレスリリースより

コーヒーは7割がナショナルブランド派

店内で商品を選ぶ際、プライベートブランド(PB)を選ぶかどうかは、カテゴリーによって大きく分かれる。

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PB商品を選ぶ人の割合は、水・ミネラルウォーターで58%、お茶で54.5%と半数を超えた。一方、PBを選ばない人はコーヒーで67.1%、ジュースで68.7%、インスタントカップ麺で66.5%にのぼり、これらのカテゴリーではナショナルブランドへの支持が根強い。

日用品に近い感覚で買うものと、味や体験を重視して選ぶものとの境界が、PB選択率の差として現れているようだ。

女性40代の9割が驚く会計金額

コンビニでの買い物後、合計金額を見て「思ったより高い」と感じたことがある人は76.2%にのぼった。

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特に女性40代は89.1%と全年代で最も高く、男性50〜60代、女性30〜60代でも8割以上にのぼった。若年層と比べて中高年層の方がこの感覚を強く持つ傾向がある。「1000円のつもりで買ったら1500円を超えていた」といった経験は、購買習慣が固まっている層ほど、価格への感度として蓄積しやすいのかもしれない。

利用してみたいサービスとして「キャッシュレス決済でのポイント増量」「レシートに印字されたクーポン・無料引換券」「値段そのままの増量キャンペーン」が上位に並んだことは、「払った以上のものを得たい」という心理の裏返しとも読める。

女性層では、「焼き立てパン・ピザ」「コールドスイーツ」「スムージー・フラッペ」への関心が高く、利便性だけではなく、専門店に近い体験への期待もコンビニに向けられている。

日常の「ついで」に支えられてきたコンビニが、今、専門店に近い体験とお得感の両方を求められている。便利さの先に何を置くか、各社の次の一手が試されているといえる。

【調査概要】
調査期間:2026年2月25日〜26日
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:全国の20〜69歳の男女1100人
出典:株式会社クロス・マーケティング「コンビニエンスストアに関する調査(2026年)」

プレスリリース

文=池田美樹

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